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公開日2020.04.30最終更新日2020.07.21豊胸基礎知識

自分の胸が成長する「成長再生豊胸」…がんの心配はありませんか?

豊胸術と乳がんとの関連が話題になることがあります。結論から言えば、豊胸術を受けたからと言って、乳がんに罹患する確率が高くなることはありません。

ただし、乳がんの検診については、豊胸術の種類によってデメリットがあることは確かです。

今回は、豊胸術と乳がん検診の関連についてお伝えします。

日本人女性で一番多いがんは「乳がん」

乳がんの危険因子「エストロゲン」

日本人女性がもっともかかりやすいがんは「乳がん」。14人に1人が乳がんを患うというデータもあるほど、高い罹患率です。しかも乳がんを発症した人の3割が命を落としていて、その数は年間1万3000人にものぼります。

なぜ、乳がんが発生するのか具体的な原因は明らかになってはいませんが、1つの危険因子として、女性ホルモンのエストロゲンが乳がんのがん細胞を増殖させることがわかっています。

エストロゲンは初潮から閉経までのあいだ、生理が来る期間に集中的に分泌されます。閉経後も分泌されることはされますが、その量は格段に少なくなります。ですから、初潮を迎えた年齢が早く、閉経の遅い人ほど乳がんに罹患しやすいと言えるのです。

初潮が早まり、閉経が遅くなってきている

日本人の初潮の年齢は、昔と比べて低年齢化しています。同時に、閉経の年齢も少しずつ遅くなってきています。つまり、生理のある年月が、昔より長くなってきているのです。ここに乳がん罹患者増加の一因があると考えられています。

では、なぜ生理期間が長くなっているのか。そこには欧米化された食生活によって、女性の体つきが変わってきたことが関連しています。高たんぱく、高脂質の食事によって、体つきや体質が変化し、初潮が早く、閉経が遅くなってきているのです。

少子化と乳がんの関係

また、1人の女性が生む子どもの数が減っていることも、乳がん罹患率が増加した原因です。妊娠中は生理が止まるため、妊娠回数の多い人ほど、エストロゲンの影響を受けにくいと言えます。

まとめると、欧米化した食事と出生率の低下が、乳がん罹患率に影響を与えていると考えられるのです。

乳がん検診と豊胸術の関係

早期発見が大切な理由とは?

罹患率の高い乳がんですが、早期発見、早期治療が叶いやすいという特徴もあります。ステージⅠと呼ばれる「2cm以下のしこりで、リンパ節への転移がないと思われる」状態の場合、10年後の生存率は約9割。

早期の乳がんであれば、完治する可能性は非常に高いのです。乳がんは検診が大切だと言われるのは、こうした理由にあるのです。

若い世代でも乳がんに罹患する人はいる

日本人の乳がん罹患率はデータ上、40代以降に増えていきます。

しかし、実際には自覚症状はないけれど、検査をしてみると20~30代の人でも初期の乳がんが見つかることがありますし、実際、若くして乳がんを発症して命を落とす人もいます。ですから、「若いから大丈夫」と過信せずに、年に1回は検診を受けるようにしましょう。

入浴中にバストを触ってしこりがないかを確認したり、鏡に映して変形がないか、左右の大きさが急激に変わっていないかをセルフチェックすることも大切です。

乳がん検診の種類

超音波検査

40歳未満の人の場合、健康診断や人間ドッグで行われるのは超音波検査です。バストに超音波を当てて画像を映し出し病変をチェックします。小さなしこりでも発見できるため、早期発見につながりやすい検査方法です。しかし、良性・悪性を見分けることが難しい点はデメリットとなります。

マンモグラフィ検査

自治体などが行う検診は40歳以上の人を対象に行われますが、その際に使用されるのはマンモグラフィ検査です。圧迫板で乳房をはさみ、薄く伸ばしてレントゲン撮影を行います。しこりをつくらないタイプの乳がんでも発見できる可能性が高いという特徴を持っていますが、乳腺が発達している若い時期には、乳腺組織に埋もれたがんを見逃しやすいという欠点もあります。そのため、検診では40歳以上が対象とされているのです。

細胞診・組織診

上記2つの検査で乳がんが疑われた場合には、確定診断のために、細胞診や組織診などの生検を行います。細胞診はでは、しこりなど病変の疑いのある部分に細い針を刺して吸引したり、乳頭から出る分泌液などを採取し、がん細胞かどうかを顕微鏡で調べます。組織診は生検とも呼ばれますが、太い注射器で組織を採取したり、メスを入れて組織を採取してがん細胞かどうかをチェックします。細胞診よりも正確な診断が下せます。

豊胸していても乳がん検診は受けられるが…

豊胸術を受けていても乳がん検診は定期的に受けましょう。ただし、必ず検査前に「いつ」「どんな施術をしたか」「経過はどうか」を伝えるようにしましょう。

マンモグラフィに関しては、シリコンバッグがバスト内に入っていると断られるケースが大半です。検査時の圧迫でバッグが破裂するおそれがあるためなので致し方ありません。他の方法で検査をしてもらうようにしてください。

そのほかの豊胸術に関しては、基本的に乳がん検診を断られることはありません。ただし、ヒアルロン酸注入法や脂肪注入法では、バスト内にしこりが形成されたり石灰化が起こりやすく、それらはがん組織と見分けがつきにくいものです。豊胸術の経験を伝えておかないと、乳がんの誤診をされてしまうことがあるので注意が必要です。

また、豊胸術をしていると伝えても、マンモグラフィや超音波検査でがんなのかどうか鑑別できないケースも多く、その場合には生検を行わなければなりません。

生検は苦痛を伴います。乳がんの疑いがなければする必要のない検査ですから、乳がん検診をシンプルにするためにも、しこりや石灰化のリスクのある豊胸術はできるだけ避けるのが望ましいでしょう。

「成長再生豊胸」の仕組みと乳がんとの関係

乳がん検診に支障のない唯一の豊胸術

これまで、日本で一般的に行われてきた豊胸術「シリコンバッグ挿入法」「脂肪注入法」「ヒアルロン酸注入法」は、いずれも乳がん検診でデメリットとなる可能性があります。

そこで、南クリニックでは乳がん検診に対してデメリットを持たない「成長再生豊胸」をおすすめしています。異物でバストを大きくするわけではありませんから、マンモグラフィ検査は問題なく受けられますし、自分の脂肪を増殖させる手法なのでしこりができて誤診される心配もありません。

過去に一般的な豊胸術をしてきた人が、がん検診を避けていた……という話を何度か聞いたことがあります。豊胸術が乳がん検診の妨げになってきたのは悲しいこと、と言わざるを得ません。

早期発見、早期治療を叶えるためにも、南クリニックでは成長再生豊胸が豊胸術のメインになるように活動していきたいと思っています。

がん検診を受けてから豊胸術にチャレンジする

成長再生豊胸では成長因子を注入しますが、成長再生豊胸Fという即効性のあるタイプでは女性ホルモンも同時に使用します。そのため、乳がんになりやすいのではないかと心配する患者さんも少なからずいらっしゃいますが、そこは安心いただいて大丈夫です。

前述したとおり、女性ホルモンのエストロゲンが長期間分泌されることは、乳がん発生の危険因子の1つです。しかし、成長再生豊胸で使用する女性ホルモンの量はごくわずか。しかも使用するのは施術の回数分だけで、長期間ではありません。ですから、成長再生豊胸で使用する女性ホルモンが乳がんを誘発する可能性を考える必要はないのです。

ただし、ここだけは注意して欲しいのですが、もともと乳がんが存在していた場合には、成長再生豊胸を実施することによってがん細胞を成長させてしまう可能性があります。ですから、成長再生豊胸を受ける前にがん検診を受けておくことをおすすめしています。

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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

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