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公開日2024.11.05最終更新日2025.01.10豊胸基礎知識
豊胸したバストの持続期間は?維持する方法&コスパの高い豊胸術
「豊胸したバストはどのくらい持続するの?」
バストの豊胸効果は治療方法によって異なります。せっかく美容外科で豊胸を受けるのであれば、できるだけ長く効果を持続させたいですよね。
本記事では、豊胸術ごとの持続期間や維持する方法のほか、コスパの高い豊胸術などを方法を紹介していきます。
目次
豊胸したバストはどのくらい持続する?
豊胸術には主に下記の4つがありますが、バストアップ効果の持続期間は豊胸術によって異なります。
- 成長再生豊胸
- ヒアルロン酸豊胸
- 脂肪注入豊胸
- シリコンバック豊胸
それぞれの治療方法や持続期間、ダウンタイムなどは下記の通りです。
成長再生豊胸 |
ヒアルロン酸豊胸 |
脂肪注入豊胸 |
シリコンバック豊胸 |
|
治療方法 |
バストを育てる成長因子を胸に注入 |
バスト専用のヒアルロン酸を胸に注入 |
自分の脂肪を採取し、それを加工してバストに注入 |
バスト専用のシリコンを手術してバストに挿入 |
持続期間 |
半永久 |
約半年~2年程度 |
半年~定着すれば半永久 |
約10年 ※種類によっては半永久とうたわれている |
ダウンタイム |
少しの腫れ/内出血/違和感などがが約1週間 |
腫れ/内出血/軽い痛みが約1週間 |
吸引部位とバストに痛み/腫れ/内出血/浮腫み/拘縮(吸引部位のみ)が約2週間~4週間 |
手術部分に強い痛み・腫れ・内出血が最低1ヵ月 |
価格相場 |
1回:約33万円~38万円※1 |
1ccの相場:2,000円~8,000円 ※片胸1カップ大きくするには約70cc~100cc必要 |
150~300cc:約50万円~150万円※2 |
新型:約100万円~130万円 旧型:約50万円~100万円 |
※1:南クリニックの場合
※2:脂肪吸引代込み
成長再生豊胸:半永久
成長再生豊胸とは、バストを育てる成長因子と女性ホルモンの働きによって乳腺と皮下脂肪を発達させる豊胸術です。
「足りないところに異物を挿入して盛り上げる」という従来の豊胸術とは異なり、思春期のような成長過程を発生させ、自然な原理でバストを育てる方法です。
治療後は約7日で注射の腫れが引き、3~6カ月かけて大きくなっていき、そのまま半永久的にバストアップ効果が持続します。
バストに注入した成長因子は半年〜1年ほどで効果が消失するため、成長し続けるということはありません。
また、南クリニックでは治療直後から効果が期待できる方法もあるため、後ほど詳しく紹介していきます。
成長再生豊胸の効果を持続させるポイント
成長再生豊胸で大きくなったバストの効果持続は半永久的ですが、ダイエットによって胸の脂肪が減ると、しぼんだり小さくなったりする可能性があります。
そのため、体型に悩んでいる方は成長再生豊胸を受ける前にダイエットをするか、部分痩せが可能な美容医療を受けましょう。
部分痩せが可能な治療には下記などが挙げられます。
- 脂肪吸引:専用の吸引機で皮下脂肪を吸引する方法
- 脂肪溶解注射:脂肪を溶かす薬剤を注射して脂肪細胞を排出させる方法
- 脂肪冷却(クールスカルプティング®):脂肪を冷却して脂肪細胞を破壊・排出する方法
また、成長再生豊胸後はダイエットが不要になるよう、体型維持を意識することも大切です。
ヒアルロン酸豊胸:約半年〜2年
ヒアルロン酸豊胸は、バスト専用のヒアルロン酸を胸に注入してバストを大きく見せる豊胸術です。
治療時間やダウンタイムが短いことから「手軽にできるプチ豊胸」と呼ばれることも。
ヒアルロン酸は体内で徐々に分解・吸収されるため、効果の持続期間は半年~2年ほどになります。
そのため、効果を持続させるには定期的な治療が必要になります。
ヒアルロン酸豊胸の効果を持続させるポイント
- ヒアルロン酸が分解されにくい位置に注入してもらう
- 分解・吸収されにくい粒子の大きいヒアルロン酸を選ぶ
- 運動や飲酒など血行を促進することを避ける
- マッサージなどバストに刺激を与えないようにする
効果を持続させるには、ヒアルロン酸の分解や吸収を妨げることを意識しましょう。
分解されにくい位置に注入してもらったり、粒子の大きいヒアルロン酸を選んだりするにはクリニック選びも重要です。
また、血流がよくなるとヒアルロン酸の吸収を早めたり、外部から圧迫されるとヒアルロン酸の分解が早くなったりする可能性があります。
そのため、治療直後〜1ヶ月程度は血流が促進されることやバストが圧迫されることを避けて生活することも大切です。
脂肪注入豊胸:定着すれば半永久
脂肪注入豊胸とは、自分の太ももやお腹などから採取した脂肪を胸に注入してバストアップさせる豊胸術です。
一度の手術で部分痩せとバストアップの両方が実現しますが、脂肪吸引が伴うため体への負担が大きく、ダウンタイムも長くなります。
脂肪注入豊胸によって定着した脂肪の効果は半永久的ですが、定着率は平均で約30%と言われているため、注入直後よりも小さくなる傾向があります。
脂肪注入豊胸の効果を持続させるポイント
- 術後の半年間はダイエットしない
- 栄養バランスの整った食事を意識する
- 喫煙は控える
- 運動や飲酒など血行が促進することを避ける
- マッサージなどバストに刺激を与えないようにする
また、術後3ヶ月間〜6ヶ月にダイエットをすると、注入した脂肪が栄養を取り入れられずに死滅してしまい体内に吸収されてしまいます。
そのため、ダイエットはせずに栄養バランスの取れた食事を意識しましょう。
なお、ヒアルロン酸同様に、治療後しばらくは血行が促進されることや外部から圧迫されるようなことは避けましょう。
シリコンバック豊胸:約10年
シリコンバッグ豊胸とは専用のシリコンを乳腺・大胸筋膜の下に挿入してバストアップさせる豊胸術です。一度の治療で2カップアップも期待できます。
なお、シリコンバッグの寿命は約10年とされているため、効果を持続させるのであれば新しいシリコンの入れ替えが必要になります。
シリコンバック豊胸の豊胸効果を持続させるポイント
シリコンバックが破損したりカプセル拘縮が起きたりすると、寿命が来る前に抜去しなくてはならない可能性があります。
そのため、外部から強い圧迫を与えない、定期検診を受けるなどの心がけが重要です。
生活上の注意点やアフターケアに関しては、必ず医師の指示を守るようにしましょう。
コスパの高い豊胸は成長再生豊胸!南クリニックでは2種類をご案内
南クリニックでは「成長再生豊胸W」と「成長再生豊胸F」の2種類の成長再生豊胸を提供しています。
成長再生豊胸の欠点ともいえる、豊胸効果の即効性の無さを解決したのが「成長再生豊胸F」です。
それぞれの治療方法や価格は下記の通りです。
成長再生豊胸W |
成長再生豊胸F |
|
治療方法 |
成長因子をバストに注入後、約7日で注射の腫れが引き、3~6カ月で大きくなっていく。 |
成長因子+細胞外マトリックスの成分(成長因子がゆっくりと放出されるようなものを添加させたもの)をバストに注入。約7日で注射の腫れが引くが、大きさは保たれている。 |
価格 |
1回33万円 |
3セット:104.5万円 |
詳細 |
ゆっくりとバストを育てていきたい方は「成長再生豊胸W」、今すぐバストアップしたい方は「成長再生豊胸F」が向いているでしょう。
なお、体の脂肪が少ない痩せ型の場合は「成長再生豊胸F」だと痛みを感じる可能性があるため、徐々に育てていく「成長再生豊胸W」が向いています。
成長再生豊胸は回数を重ねるとバストアップ効果が得られやすくなるため、希望の大きさによっては複数回の治療を推奨しています。
豊胸後の未来に関するよくある質問4つ
豊胸した後の未来に関するよくある疑問にお答えします。
豊胸した20年後も効果は持続する?
20年後も効果が持続するかどうかは、豊胸術によって異なります。
バストを成長させる成長再生豊胸や、バストの脂肪を増やす脂肪注入豊胸であれば20年後も持続している可能性があるでしょう。
しかし、ヒアルロン酸注入やシリコンバック豊胸で、20年後も効果を持続させるには定期的な治療やメンテナンスが必要になります。
20年後も効果を持続させたいのであれば、成長再生豊胸や脂肪注入豊胸を受けるとよいでしょう。
メンテナンス不要の豊胸はある?
バストそのものを育てる成長再生豊胸は基本的にメンテナンス不要です。
成長再生豊胸以外の豊胸術は、下記などの理由からメンテナンスが必要になる可能性があります。
- シリコンバック豊胸:シリコンバックの破損やカプセル拘縮などによる抜去、シリコンバックの寿命による入れ替え
- 脂肪注入豊胸:脂肪が定着しなかったことによる再治療、脂肪がしこり化したときの摘出
- ヒアルロン酸豊胸:ヒアルロン酸がしこり化したときの摘出
メンテナンスのための通院を避けたい方は、成長再生豊胸がおすすめです。
シリコン豊胸をすると10年後はどんな状態になる?
シリコンバック豊胸の寿命は約10年と言われています。そのため、10年後には劣化してバストの見た目や触り心地が変化している可能性が考えられるでしょう。
中には「シリコンバックは半永久的に交換不要」と謳うクリニックもありますが、身体の安全のためにも10年に1回は入れ替えすることをおすすめします。
シリコン豊胸をすると老後はどうなる?
シリコンバック豊胸をすると、老後も垂れることなるハリのあるバストが期待できます。
ただし他の部位は年齢相応な状態になっているため、不自然になる可能性があります。
また、皮膚が薄くなることでシリコンバックが浮き出てしまうことも。
シリコンバック豊胸を継続している方も、老後は体の状態に応じて抜去することも検討しておくとよいでしょう。
まとめ
- バストの豊胸効果は治療方法によって異なる。効果を半永久的に持続させたいなら成長再生豊胸か脂肪注入豊胸がおすすめ
- ただ脂肪注入豊胸は脂肪の定着率が平均で約30%と言われているため、注入直後よりも小さくなる傾向がある。また、脂肪吸引が伴うため体への負担が大きい
- 豊胸の効果を持続させるには、治療直後〜数ヶ月間のケアが重要になる。どの治療もバストへの圧迫は避けて生活するよう意識する
- コスパを重視するならバストそのものを成長させる成長再生豊胸がおすすめ。南クリニックでは、徐々に育てる「成長再生豊胸W」と即効性のある「成長再生豊胸F」が選べる
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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- すぐに大きくしたい方にオススメ
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- 段階的に大きくしたい方はこちら
当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
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- 豊胸と同時に痩身も可能