バッカルファット除去とは？後悔しないために知っておきべきこと

バッカルファット除去とは、たるみの原因の一つである「バッカルファット」を取り除く治療です。

バッカルファット除去をすることでエイジングケアや小顔効果が期待できますが、後悔しないために知っておくべきことが複数あります。

本記事ではバッカルファット除去のダウンタイムやよくある失敗ほか、バッカルファット以外のたるみ改善治療法を紹介しています。

顔のたるみで悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。

バッカルファット除去とは

バッカルファット除去とは頬の深い層（筋肉よりも深い部分）にある脂肪を取り除く治療です。

バッカルファットが膨らんだりたるんだりすると、下記のような悩みの原因となります。

• ほうれい線が目立って老けた印象に
• 顔の中心部がぽっちゃりしている
• ブルドック顔のようになっている

バッカルファット除去のダウンタイムや値段を解説していきます。

バッカルファット除去のダウンタイム

バッカルファット除去ではメスを使用することが一般的のため、ダウンタイムが生じます。

ダウンタイムの症状と完成までの期間は下記の通りです。

• 腫れや内出血：1〜2週間
• 引き締まるまで：1ヶ月
• 完成まで：半年

バッカルファット除去では口の中を切開するため、見た目に大きな影響を与えないのが特徴です。

バッカルファット除去の値段相場

バッカルファット除去の相場価格は約20万円〜30万円です。

料金は取り除く脂肪量やクリニックの治療方法によって異なります。

料金を抑えたい方は、モニターを募集しているクリニックを探してみるとよいでしょう。

バッカルファットは痩せたら改善する？

バッカルファットは頬の深い層の脂肪であり、皮下脂肪とは異なる性質をもつためダイエットや脂肪を減らす治療によって改善することは困難といえます。

また、バッカルファットの大きさや脂肪の量は生まれながらに個人差があるため、太ったことにより目立ちやすくなるものでもありません。

頬のたるみが気になる場合は、バッカルファットが原因なのか、頬周りの皮下脂肪が原因なのかを明らかにした上で治療を検討するようにしましょう。

バッカルファット除去で後悔する前に！よくある失敗3つ

バッカルファット除去により「受けなければよかった」や「失敗した」という声が上がっていることも事実です。

バッカルファット除去で後悔しないために、事前に知っておくべきよくある失敗について紹介していきます。

取りすぎにより頬がこけてしまった

バッカルファット除去では、「脂肪の取りすぎ・取る必要がなかった」などが原因で頬がこけ、影ができてしまうことがあります。

たるみの原因が皮下脂肪である場合、バッカルファットを除去してしまうと、頬がこけて治療前より老けて見えることも。

バッカルファット除去を検討する際は、必ずたるみの原因を明らかにした上で治療を受けるようにしましょう。

左右差が生じてしまった

左右均等にアプローチできず、左右非対称になってしまうことがあります。

左右差が生まれる原因は、治療後の完成状態が具体的にイメージできていなかったなどが考えられます。

クリニック選びでは、完成イメージを細かくシミュレーションしてくれるかなどの親身さ・細かさを必ずチェックしましょう。

変化を感じられなかった

バッカルファット除去で切開手術したのに思うような効果が得られなかったということもあるようです。

原因は「除去すべき脂肪の部位が間違っていた・除去した量が少なかった」などが考えられます。

顔の脂肪にはバッカルファットの他に、ジョールファット（口の周りの脂肪）とメーラーファット（頬骨周囲の脂肪）があります。

アプローチすべき部分を間違えてしまうと、効果が得られないだけでなく頬のこけや左右差にもつながってしまうため、必ず原因となる部位を明確にする必要があるのです。

【結論】バッカルファット除去で後悔しないためには

バッカルファット除去で失敗を避けたい方は、下記などの基準でクリニックを選びましょう。

• たるみの原因を明確にしてくれるか
• バッカルファット除去が適切でない場合は他の治療を案内してくれるか
• 完成後のイメージや除去する部位や量を細かく説明してくれるか
• デメリットやダウンタイムについて説明があるか
• 納得いくまで親身に対応してくれるか

有名かつ実績のあるクリニックや医師であっても、上記にあてはまらない場合は後悔してしまう可能性も。

複数クリニックへカウンセリングに行ったうえで、比較することをおすすめします。

バッカルファット除去以外にたるみに効果的な治療4つ

バッカルファット除去の他に顔のたるみ改善効果が期待できる治療を4つ紹介します。

治療の価格相場、ダウンタイム、向いている方は下記の通りです。

※相場は多数の大手クリニックを参考
※ダウンタイム期間には個人差があり、治療によっては数ヶ月以上となる可能性もあります

それぞれ詳しく解説します。

エンブレイスRF（フェイス・タイト）

エンブレイスRF（フェイス・タイト）とは特殊なラジオ波（RF）を利用し、皮膚を内側・外側から引き締めることで、顔や体のたるみを改善する治療です。

治療は細い針を刺して行いますが、皮膚を縮める効果は約30％と切開手術に迫る効果が期待できる治療です。

エンブレイスRF（フェイス・タイト）は下記のような方に向いています。

• 顔全体のたるみが気になる方
• 1回で長期的な効果を得たい方
• 異物を入れたくない方
• メスを入れたくない方

エンブレイスRF（フェイス・タイト）は「顔全体のたるみが気になるし、長期的に効果を得たい。でもメスは入れたくない」という方には特に向いている治療と言えるでしょう。

脂肪吸引

脂肪吸引とは、顔に専用の細い管を挿入し、表面側の皮下脂肪を吸引して除去する治療です。

筋肉よりも深い部分にある脂肪にアプローチするバッカルファット除去に対し、筋肉より上の目に見えるような脂肪を除去するのが脂肪吸引です。

脂肪吸引は下記のような方に向いています。

• たるみより脂肪が気になる方
• 二重顎の方
• 顔全体の脂肪が気になる方

バッカルファット除去では頬の脂肪にアプローチするため、顔全体の脂肪が気になる方はまず脂肪吸引から検討するとよいでしょう。

糸リフト

糸リフトとは、皮下に医療用の糸を挿入し皮膚の内側からたるみを引き上げる治療です。

たるみ除去に加えてリフトアップ効果をもたらすとして、バッカルファット除去との併用治療で用いられることもあります。

糸リフトは下記のような方に向いています。

• たるみが軽度〜中等度の方
• 料金を抑えたい方
• 皮膚の厚みが気になる方
• 毛穴の黒ずみなど肌の悩みも改善したい方

糸リフトはたるみ改善だけでなく、コラーゲン生成による美肌効果も期待できるため、肌の悩みも同時に改善したい方におすすめです。

ハイフ（HIFU）

ハイフ（HIFU）とは、肌の土台部分である皮下組織に超音波を照射して、たるみを改善する治療です。

注射やメスを使用するたるみ治療に比べると期待できる効果はゆるやかですが、ダウンタイムもほどんどありません。

ハイフ（HIFU）は下記のような方に向いています。

• たるみが軽度の方
• たるみを予防したい方
• 注射やメスを避けたい方
• 美容整形が初めての方
• ダウンタイムの時間が取れない方

ハイフ（HIFU）は軽度のたるみを改善したい方や、美容整形が初めての方に向いている治療といえるでしょう。

バストのたるみが気になるなら南クリニックのバスト・タイト

バッカルファットだけでなく、バストのたるみが気になるという方は南クリニックの「バスト・タイト」がおすすめです。

「バスト・タイト」とは、バストにエンブレイスRFの特殊なラジオ波（RF）を照射して、下垂したバストを改善する治療です。

メスを使用しないため傷跡が小さく、ダウンタイムも短いため、忙しい方もご検討いただけます。

顔のたるみの他に、体やバストのたるみも改善したいという方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

>>垂れたバストに効果的！南クリニックの「バスト・タイト」の詳細を見る

まとめ

• バッカルファット除去とは頬の深い層（筋肉よりも深い部分）にある脂肪を取り除く治療。メスを使用することが一般的のため、1〜2週間のダウンタイムが生じる。
• バッカルファットが膨らんでいると、「ほうれい線が目立って老けた印象になる」「ブルドック顔のようになる」などの悩みにつながる
• バッカルファット除去では「頬がこけた」「左右差が生じた」「効果が得られなかった」などの失敗があるため、後悔しないためには厳密なクリニック選びが必須
• バッカルファット除去以外に「エンブレイスRF（フェイス・タイト）」「脂肪吸引」「糸リフト」「ハイフ（HIFU）」の4つの治療がある。たるみが強い方はエンブレイスRF、脂肪が原因の人は脂肪吸引、たるみが軽い方は糸リフトやハイフがおすすめ
• バストのたるみも気になる方は、バストにエンブレイスRFを照射する「バスト・タイト」がおすすめ。メスを使用しないため傷跡が小さく、ダウンタイムも短いため忙しい方も検討しやすい