コラム
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公開日2024.05.20最終更新日2024.06.03豊胸基礎知識
MTFは女性ホルモンで胸が大きくなる?MTFのための豊胸術とは
「女性ホルモン治療を始めたけど、なかなか胸が大きくならない」
MTFの方が女性ホルモンを補充しているのに、一向に胸が大きくならないと辛くなりますよね。結論から言いますと、女性ホルモン注入だけで大きなバストを実現するのは難しいでしょう。
本記事では女性ホルモン治療によって得られる効果と、MTFが受けられる治療を紹介しています。自然でふんわりとした胸を手に入れたいMTFの方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
MTFが胸の変化のために注入する女性ホルモンとは?
MTFのための女性ホルモン治療とは、いわゆる女性化を目的とした治療です。
女性ホルモン治療では次のような変化が見られます。
- 胸の成長を促す
- 体毛の成長を抑制する
- 性欲が低下する
- 脂肪が付きやすくなる
- 皮膚が柔らかくなる
思春期を過ぎた後にホルモン治療を始めた場合、骨格・身長・声などは変わりません。
ホルモン治療は1回ではあまり変化が見られないため、最低でも3ヶ月〜半年程度の継続が必要となるでしょう。
MTFが女性ホルモンを使用した際の胸の経過写真
南クリニックの公式HPでは、MTFでホルモン補充をしながら成長再生豊胸を受けた方の症例写真を公開しています。
症例写真からは、胸だけでなく全身の体つきが女性らしく変化したことが分かります。
下記からチェックしてみてください。
>>南クリニックの「M to F 性転換・成長再生豊胸Wを5回」の症例写真を見る
>>南クリニック「成長再生豊胸Wを10回 その10 (MtoF)」の症例写真を見る
MTFが女性ホルモン治療をやめるとどうなる?
ホルモン治療中に突然やめてしまうと、ホルモンバランスの崩れが生じ、乳汁が出ることがあります。
ホルモン治療は女性化に必要なことですが、経済面や副作用に苦しみ途中でやめてしまう人もいるようです。
胸を大きくするにはホルモン治療では限界があるため、豊胸治療の併用を検討すると良いでしょう。
MTFが受けられる豊胸
MTFの方が受けられる豊胸手術は主に下記の4つです。
成長再生豊胸 |
ヒアルロン酸 |
脂肪注入 |
シリコンバック |
|
効果持続 |
半永久 |
約半年~2年程度 |
半年~定着すれば半永久 |
10年程度 |
ダウンタイム |
約1週間 |
約1~2週間 |
約2週間~4週間 |
数週間~数ヶ月以上 ※~2週間は痛みが残る |
価格相場 |
1回:約33万円~38万円※1 ※女性ホルモン補充料は含まれない |
1ccの相場:2,000~8,000円 |
150~300cc:約50万円~150万円※2 |
新型:約100万円~130万円 旧型:約50万円~100万円 |
向いている人 |
・異物を入れたくない人 ・本物に近いバストを手に入れたい人 |
・価格を抑えたい人 ・形をデザインしたい人 |
・自然な仕上がりにしたい人 ・同時に部分痩せしたい人 |
・1回で大幅にボリュームアップしたい人 ・形をデザインしたい人 |
※1:南クリニックの場合
※2:脂肪吸引代込み
各豊胸手術について詳しく紹介します。
成長再生豊胸
成長再生豊胸は、乳腺を発達させて脂肪を増やすための「成長因子」を注入する治療です。性別や体質に関係なく豊胸効果が期待できるため、MTFの方にも人気です。
治療方法は徐々に成長させる方法と、すぐに成長させる方法の2種類から選べます。ただし、皮膚の伸びがないMTFの方の場合には、ゆっくりと徐々に成長させるほうをおすすめします。
MTFの場合は、女性ホルモンの補充とセットで行います。
成長再生豊胸のダウンタイム
成長再生豊胸のダウンタイム中には下記のような症状が約1週間ほど見られます。
- 軽い内出血
- 軽い痛み
- 胸の張り
他の豊胸手術に比べてダウンタイム中の痛みが少なく、術後はすぐに元通りの生活が可能です。
そのため、ダウンタイム中の症状が心配の方や、ダウンタイム期間が取れない忙しい方も検討しやすい治療といえるでしょう。
成長再生豊胸が向いている人
下記に該当する人は成長再生豊胸が向いています。
- 異物を入れたくない人
- 本物のバストを手に入れたい人
- ダウンタイムの痛みが不安な人
- ダウンタイム期間が取れない人
- 傷跡を残したくない人
- 治療回数を減らしたい人
- 自然な仕上がりを求める人
- 周りにバレたくない人
成長再生豊胸は胸の脂肪を育てていく治療になるため、ふんわりとした自然な仕上がりとなります。また一度成長した胸は本物なので、元に戻ることはありません。
治療はカニューレ(細い針)を刺すのみなので、メスを入れたくない人や傷跡を目立たせたくない人にもおすすめです。
ヒアルロン酸豊胸
ヒアルロン酸豊胸とは、専用のヒアルロン酸を胸に注入してバストの体積を増やす治療です。数千円〜から用意されているため、価格を調整したい人におすすめです。
MTFの方には表皮に近い皮下に注入することから違和感を覚えやすくなります。また、形を保つために硬めのヒアルロン酸を使用することが多いため、自然な形・触り心地にこだわりたい方にはあまりおすすめできません。
ヒアルロン酸豊胸のダウンタイム
ヒアルロン酸豊胸のダウンタイム中には下記のような症状が約1〜2週間見られます。
- 腫れ
- 軽い痛み
- 軽い内出血・赤み
ダウンタイム中の症状は比較的軽く、いずれも1〜2週間程度で落ち着くでしょう。
治療直後〜1ヶ月程度はヒアルロン酸が移動する恐れがあるため、激しい運動・マッサージ・うつ伏せでの就寝は避けた方がよいなど、多少の制限があります。
ヒアルロン酸豊胸が向いている人
下記に該当する人はヒアルロン酸豊胸が向いています。
- 価格を調整したい人
- 形をデザインしたい人
- ダウンタイム期間が取れない人
- 傷跡を残したくない人
- 一時的な効果を求める人
- 複数クリニックを比較したい人
ヒアルロン酸豊胸はデザイン性が高く取り扱いクリニックが多いため、形にこだわりたい人や多数のクリニックを比較したい人に向いています。
また、豊胸効果の持続は一時的なため、ある一定期間だけバストアップしたい方には最適な治療といえるでしょう。
脂肪注入豊胸
脂肪注入豊胸は、お腹や太ももなどから吸引した脂肪を胸に注入する治療です。
自然な感触・見た目のバストが目指せますが、脂肪が少ない男性は効果が得られにくいため治療が受けられない可能性があります。
脂肪注入豊胸のダウンタイム
脂肪注入豊胸のダウンタイム中には下記のような症状が約2〜4週間見られます。
- 吸入部位と患部に痛み
- 腫れ
- 内出血
- 浮腫み(バストが膨らみすぎる)
- 拘縮(吸引部位のみ)
脂肪注入豊胸では、脂肪注入した部分の痛みや腫れだけでなく、脂肪吸引時にカニューレ(金属製の管)を挿入した際の痛みも残ります。特に吸引した部位の痛みが強くなる傾向があり、術後のケアが悪いと皮膚がたるむ・引きつるなどの後遺症が残るリスクも。
脂肪注入豊胸では胸だけでなく全身の痛みが辛くなることから、余裕を持たせたダウンタイム期間が必要となるでしょう。
脂肪注入豊胸が向いている人
下記に該当する人は脂肪注入豊胸が向いています。
- 自然な仕上がりにしたい人
- 同時に部分痩せしたい人
- できるだけ長期間の効果を得たい人
脂肪注入豊胸では自分の脂肪を注入するため、拒否反応も少なくふんわりとした仕上がりが期待できます。
太ももなどの脂肪を採取するため、部分痩せも同時に実現したい人に向いているでしょう。
シリコンバック豊胸
シリコンバック豊胸は、バストに専用のシリコンを挿入して胸の大きさや形をデザインする治療です。
体質に関係なく1回で大幅にボリュームアップが目指せる治療ですが、男性は皮膚が伸びにくい・脂肪が少ない人が多いため、シリコンが目立ってしまい不自然な形となる傾向があります。
そのため、シリコンの種類やサイズ・挿入する位置を慎重に決める必要があるでしょう。
シリコンバック豊胸のダウンタイム
シリコンバック豊胸のダウンタイム中には下記のような症状が数週間〜数ヶ月以上見られます。
- 痛み
- 腫れ
- 内出血
- 傷口からの出血
シリコンバック豊胸は切開を伴う治療のため、他の豊胸よりも強い痛み・腫れ・内出血があらわれます。
特に術直後〜数日は体を動かせないほどの痛みがあるため、痛み止めなどを活用しながら安静に過ごす必要があるでしょう。
症状が落ち着くまでは仕事を休んだり、家事なども最低限になったりするため、術後の生活には多くの制限があると言えるでしょう。
シリコンバック豊胸が向いている人
下記に該当する人はシリコンバック豊胸が向いています。
- 1回で大幅にボリュームアップしたい人
- 形をデザインしたい人
- 脂肪が少ない人
シリコンバック豊胸は脂肪量に左右されずに、大幅なボリュームアップが期待できます。
最近のシリコンは形・中身の種類が増えているため、形にこだわりがある人にも向いています。
MTFにも人気!南クリニックの成長再生豊胸とは?
南クリニックの成長再生豊胸は「成長再生豊胸W」と「成長再生豊胸F」「成長再生豊胸+脂肪注入法」の3種類から選べます。
治療の種類 |
おすすめの人 |
成長再生豊胸W |
・周りにバレずに大きくしたい人 |
成長再生豊胸F |
・治療直後から大きくしたい人 |
成長再生豊胸+脂肪注入法 |
・成長再生豊胸の効果を最大限にしたい人 |
MTFの方にも満足してもらえるよう、徐々に成長させる方法・即効性が期待できる方法を用意しています。
さらにボリューム感を出したい方には脂肪注入法との併用もおすすめです。
南クリニックでは初回から医師が診察し、納得いただけるまでカウンセリングをいたします。
成長再生豊胸を検討している方は、まずは無料カウンセリングへいらしてくださいね。
まとめ
- MTFのための女性ホルモン治療とはいわゆる女性化を目的とした治療。治療を継続すると「胸の成長を促進」「体毛の成長を抑制」「性欲が低下」などの変化が見られる。
- ホルモン治療は経済面や副作用に苦しみ途中でやめてしまう人もいる。ホルモン治療中に突然やめてしまうと、ホルモンバランスの崩れが生じ、乳汁が出ることがある。
- 胸を大きくするにはホルモン治療では限界があるため、豊胸治療の併用を検討する必要がある。
- MTFが受けられる豊胸は「成長再生豊胸」「ヒアルロン酸豊胸」「脂肪注入豊胸」「シリコンバック豊胸」。ダウンタイムが少なく自然な仕上がりが期待できるのは「成長再生豊胸」。
- 南クリニックの成長再生豊胸には、徐々に成長させる方法・即効性が期待できる方法の2つから選べる。さらにボリューム感を出したい方には脂肪注入法との併用がおすすめ。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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- すぐに大きくしたい方にオススメ
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- 段階的に大きくしたい方はこちら
当院には、
成長再生豊胸の他に脂肪注入法
もあります。
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- 豊胸と同時に痩身も可能