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公開日2025.02.10最終更新日2025.02.12豊胸基礎知識
男性の育乳に効果が期待できる食べ物や栄養素とは

「男性でも育乳できるの?」そんな風に思っていませんか?
男性の中には、女性らしい体になりたいと願っている方も多いでしょう。しかし、男性の体で育乳をどう進めればいいのか、悩んでしまいますよね。
そこで本記事では、男性が育乳する際に知っておきたい食べ物や栄養素について紹介していきます。男性も受けられる豊胸術も紹介していきますので、バストアップしたい方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
男性の育乳に効果的な食べ物や胸に脂肪がつきやすい食べ物は存在する?
結論から言いますと、性別問わず「これさえ食べれば育乳できるし胸に脂肪がつく」という食べ物や栄養素は存在しません。成人した大人の胸を大きくするには、成長因子が不可欠ですが、これは栄養素によって生成されるものではないからです。
たとえば、ある栄養素によって女性ホルモンの濃度が上がったとしても、それを受け取るためのバストの組織内の物質が必要になります。その受け取るための組織内の物質が成長因子なのです。
そのため、特定の食べ物を摂るだけで育乳するのは、男女問わず難しいといえるでしょう。
男性が育乳するときに積極的に摂取したい食べ物と栄養素
食べ物だけで育乳するのは難しいですが、女性ホルモンの働きに影響を与える食べ物や栄養素は存在します。
特に女性ホルモン注射を受けている男性は積極的に取り入れたい食べ物です。
女性ホルモンの分泌を促す栄養素は下記などが挙げられます。
栄養素 |
豊富に含まれる食べ物 |
ボロン |
キャベツ、りんご、プルーン、ナッツ類 |
大豆イソフラボン |
豆腐、味噌、納豆、きなこ、豆乳 |
タンパク質 |
動物性タンパク質(鶏ささみ肉、鶏むね肉、赤身肉、アジ、鮭) 植物性タンパク質(大豆などの豆類、アスパラガス、ブロッコリー) |
ビタミンB6 |
赤身の魚(まぐろ・かつお)、ヒレ肉、ほうれん草 |
ただし、これらの栄養素を摂取しても、男性の体内で女性ホルモンの分泌が大幅に増加するというわけではありません。あくまで足りない栄養素を補う程度の効果であり、効果には個人差があることを理解しておきましょう。
それぞれの栄養素が豊富に含まれる食べ物や、美味しく摂取できるレシピを紹介します。
①ボロン(キャベツ・りんご、プルーン、ナッツ類など)
ボロン(ホウ素)は、体内でエストロゲンの血中濃度を高めるといわれているミネラルです。
エストロゲンは乳腺の発達に重要なホルモンで、ボロンはその分泌を助けることで女性ホルモンのバランスを整える効果が期待できます。
豊富に含まれる食べ物には下記などが挙げられます。
- キャベツ
- りんご
- プルーン
- ナッツ類(特にアーモンドやヘーゼルナッツ)
- 干しぶどう
これらの食品は日常の食事に取り入れやすく、ボロンを効率的に摂取できるでしょう。
ボロンを豊富に摂取できるおすすめレシピ
- キャベツとりんごのサラダ
キャベツを細切りにして、りんごやナッツをトッピング。ドレッシングにはオリーブオイルとレモン汁を使うとさっぱり仕上がります。
- りんごとナッツのスムージー
りんご、アーモンドミルク、ヘーゼルナッツ、少量のはちみつをミキサーで混ぜるだけで簡単にボロンを摂取できます。
②大豆イソフラボン(豆腐、味噌、納豆、きなこ、豆乳)
大豆イソフラボンは、植物性エストロゲンとして女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。そのため、積極的に摂取することで乳腺の発達によい影響を与えると考えられています。
豊富に含まれる食べ物は下記などです。
- 豆腐
- 味噌
- 納豆
- きなこ
- 豆乳
これらは日本の食卓に馴染みがあり、日々の食事に取り入れやすい食品です。
大豆イソフラボンを豊富に摂取できるおすすめレシピ
- 豆乳味噌スープ
豆乳と味噌をベースにしたスープに、豆腐やきのこを加えると栄養満点の一品に。
- 納豆と豆腐のヘルシー丼
ご飯の上に豆腐と納豆を乗せることで、シンプルながら大豆イソフラボンを手軽に摂取できます。ヘルシーなのでダイエットにもおすすめです。
③タンパク質(肉類、豆類、野菜)
タンパク質はホルモンの生成に欠かせない栄養素です。特に女性ホルモンの一種であるエストロゲンやプロゲステロンの生成をサポートするといわれています。また、肌や髪の健康を保つためにも重要で、健康的な女性らしさを維持するために欠かせない栄養素といえるでしょう。
豊富に含まれる食べ物には下記などが挙げられます。
- 動物性タンパク質:鶏ささみ肉、鶏むね肉、赤身肉、アジ、鮭
- 植物性タンパク質:大豆などの豆類、アスパラガス、ブロッコリー
これらの食品を組み合わせることで、質のよいタンパク質を効率的に摂取できるでしょう。
タンパク質を豊富に摂取できるおすすめレシピ
- 鶏むね肉のグリルとアスパラのサラダ
鶏胸肉をグリルし、アスパラガスと合わせてさっぱりとしたサラダに。オリーブオイルと塩で味付けするのがおすすめです。
- レンズ豆のスープ
レンズ豆、トマト、ブロッコリーを煮込み、スパイスで風味を加えると栄養たっぷりのスープが完成します。
④ビタミンB6(赤身の魚、ヒレ肉、ほうれん草)
ビタミンB6は、ビタミンB6は女性ホルモンであるエストロゲンの合成を助ける働きがあります。
また、ビタミンB6はタンパク質の代謝を助ける働きがあるため、タンパク質が豊富な食べ物と組み合わせるのもおすすめです。
豊富に含まれる食べ物には下記などが挙げられます。
- 赤身の魚(サーモンやマグロ)
- ヒレ肉(牛や豚)
- 卵
- ほうれん草
- バナナ
これらをバランスよく摂取することで、女性ホルモンのサポートが期待できます。
ビタミンBを豊富に摂取できるおすすめレシピ
- サーモンのムニエル
サーモンに軽く小麦粉をまぶしてバターで焼くと、ビタミンBが手軽に摂れる美味しい一品に。
- ヒレ肉のソテーとほうれん草添え
ヒレ肉をシンプルにソテーし、茹でたほうれん草を添えることで、栄養バランスの取れた食事になります。
男性が豆乳(イソフラボン)を飲み続けたときのデメリットは?
男性が豆乳などの大豆製品を積極的に摂る目的はさまざまですが、摂り続けた際に下記のようなことが懸念されているようです。
- 精子を減らす
- 前立腺がんのリスクを高める
- 顔つきが変わる
よかれと思って豆乳などを摂取した結果、思いがけない方向に進んでしまったら意味がないですよね。
ここでは懸念されている内容の真相について解説していきます。
精子の量に影響を与える可能性がある
ハーバード大学の研究により、大豆イソフラボンの過剰摂取が精子を減らす可能性があることがわかりました。
大豆イソフラボンをたくさん摂取する男性の精子の数は4100万個/1mlと、平均の8000万-1億2000万個/1mlをかなり下回っていたそうです。
子孫を残したいと考えている男性はイソフラボンの摂取量に気を付けて、食べ過ぎないようにすることが大切です。
前立腺がんのリスクは明らかではない
大豆イソフラボンと前立腺がんの関係については、予防になる可能性と逆にリスクを高める可能性の両方の研究が存在し、結論は出ていません。
巷では「イソフラボンは悪玉男性ホルモンを抑制する」「イソフラボンが前立腺がんを進行させる」などの噂が飛び交っていますが、どちらも明確とはいえないでしょう。
がんのリスクを避けるためにも、大豆イソフラボンの適量摂取を意識することが大切です。
男性が豆乳を飲んでも女性らしい顔つきになることはない
男性が豆乳を飲むことによって、女性らしい顔つきや体になるという科学的根拠はありません。イソフラボンはエストロゲンと似た働きをしますが、男性のテストステロン濃度に影響を与えるわけではないからです。
また、複数の研究結果から、大豆イソフラボンの摂取は男性ホルモンの減少につながらないことが示されています。
したがって、男性が豆乳を飲んでも女体化を心配する必要はありません。
男性で育乳したい方は南クリニックの成長再生豊胸がおすすめ
男性で育乳したい方が豊胸手術を受ける場合は、成長再生豊胸がおすすめです。
成長再生豊胸とは、乳腺を発達させる成長因子を注入してバストを育てていく豊胸術です。男性の場合は、ホルモン療法と併用する必要があります。
従来のシリコンバック豊胸やヒアルロン酸注入豊胸は、体積のあるものを注入して大きくする方法なのでそもそも「育乳」とはいえないでしょう。
南クリニックの成長再生豊胸は、主に下記の3種類を提供しています。
成長再生豊胸W |
成長再生豊胸F |
脂肪注入法+成長再生豊胸 |
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おすすめの人 |
・徐々にバストアップしたい人 ・痛みに弱い人 |
・治療後すぐにバストアップしたい人 ・通院回数を減らしたい人 |
・よりボリュームを出したい人 ・同時に部分痩せもしたい人 |
詳細 |
成長再生豊胸Wは3〜6ヶ月かけて成長させるのに対し、成長再生豊胸Wは治療直後から効果が期待できます。ただし、即効性のある成長再生豊胸Fは皮膚が馴染むまでに痛みを感じる可能性があるため、男性には成長再生豊胸Wをおすすめしています。
また、南クリニックでは成長再生豊胸がお得に受けられるモニターも募集しているため、興味がある方は一度ご相談にいらしてくださいね。
まとめ
- 性別問わず「これさえ食べれば育乳できるし胸に脂肪がつく」という食べ物や栄養素は存在しない。成人した大人の胸を大きくするには、成長因子が必要で、これは栄養素によって生成されるものではないから。
- ただし女性ホルモンの働きに影響を与える食べ物や栄養素は存在する。特に女性ホルモン注射を受けている男性はこれらを積極的に取り入れるのがおすすめ。
- 男性は豆乳などの大豆製品を摂りすぎることで、精子の量に影響を与える可能性がある。また前立腺がんのリスクを高める可能性も0とは断定できないため、適量摂取を意識することが大切。
- 男性で育乳するなら成長再生豊胸がおすすめ。成長再生豊胸とは、乳腺を発達させる成長因子を注入してバストを育てていく豊胸術で、男性の場合はホルモン療法と併用する必要がある。