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公開日2022.07.25最終更新日2022.08.01豊胸基礎知識

クーラーでバストが冷えてしまっていない?“冷え”からバストを守る

夏場はクーラーのせいで体が冷えてしまうことがしばしばです。冷えは体が冷気に触れているところだけで生じるわけではなく、血液が冷えることで全身に伝わります。

そのため、服やインナーで覆われているバストもクーラーのせいで冷えてしまいます。過度の冷えは健康を損ない、バストの発育に悪影響を与えます。

冷えの原因とバストへの影響、冷えを防止する方法について解説します。

クーラーでつらい「冷え」が起こる原因

クーラーや冬の寒さで「冷え」を感じていても、体温が下がっているわけではありません(測ってみればわかります)。

人間の体には体温を一定に保とうとする働きがあり、病気になったり、よほどの低温に長時間さらされたりしない限り、体温のバランスが崩れることはありません(万一体温が下がってしまうような状況に置かれれば、命に関わります)。

周囲の温度が低く、体から熱が奪われる状況に置かれると、人間は「冷え」を感じます。「冷え」は、体温を保つために脳が出す信号です。「もっと暖かいところに行け。体を温める行動をしろ」と言っているのです。

しかし、クーラーの効きすぎた部屋で(それについて文句も言えず)仕事を続けなければならなかったり、映画が終わるまでじっと座っていなければならなかったりすれば、脳の言うとおりにするわけにはいきません。

すると、脳はますます強い調子で命令します。それで、「冷え」がどんどんつらく感じられるのです。

体内の熱は筋肉や内臓の運動で作られ、血流に乗って全身にひろがり、体を温めます。体の末端に行くほど血の流れは悪くなりやすく、体内で作られた熱が届きにくくなります。

そのため、周囲の温度が低いと「冷え」を感じるだけでなく末端のほうから実際に冷たくなります。

冷たさを自覚する体の末端と言えば、手足が代表的です(とくに指先)。耳もよく冷たくなります。実は、バストも突き出ているので末端に当たります。「冷え」を感じたときにバストに触れてみると結構冷たくなっていることがあります。

女性に「冷え性」が多い理由

女性の体は男性に比べて筋肉が少なく、皮下脂肪の割合が多い傾向があります。

筋肉が少ないということは、それだけ熱を作り出す働きが弱いことを意味します。そのため女性の体は気温の低さに敏感で、「冷え」を感じやすいのです。

脂肪が多いと寒さに強いというイメージを持たれている方が多いかもしれませんが、それは正しくありません。

脂肪は熱が伝わりにくい(温まりにくく冷えにくい)という性質を持っており、周囲に熱があればそれを徐々にため込んで逃がさない働きをしますが、周囲の温度が低いと徐々に熱を奪われて冷え、いったん冷えるとなかなか温まりません。

筋肉量も脂肪量も多い男性であれば、体内で作られた熱を皮下脂肪がため込むので、「冷え」を感じにくく、冬場でも薄着で過ごせます。

女性の体内には皮下脂肪を温める熱源(筋肉)があまりないので、クーラーで皮下脂肪が冷やされると「冷え」が持続してしまいやすいのです。

バストが冷えるとバストアップに悪影響がある?

バストが冷えるのは血行が悪くなっている証拠です。血行が悪いとバストの発育に必要な物質(女性ホルモンや栄養)がバストに届きにくくなります。

そのため、思春期でバストが成長中の方や、成長再生豊胸でバストを育てている方、ホルモン補充療法を受けているMTFの方などの場合、冷えがバストアップに悪影響を与えます。

バストを冷えから守る方法

服装で冷えを防ぐ

冷気にさらされると、とくに肌が露出した部分の血液の温度が下がり、冷たくなった血液が全身をめぐって体中を冷やしてしまします。したがって、なるべく肌が露出しない服装にして、血液の熱を保つようにすることが重要です。

薄手の上着(カーディガンなど)を持ち歩くのは、最も基本的な対策です。

首は表面近くに太い動脈が通っており、熱が逃げやすい部位であるため、首にストールなどを巻くのも効果的です。

クーラーの風下を避ける

風があると熱が奪われやすいため、クーラーの風が当たる場所は避けるか、クーラーの風の向きを調節して体に当たらないようにしてください。

職場などでそれができない場合、風の通りにくい上着を着用するとよいでしょう。薄手のカーディガンだと簡単に風が通り抜けてしまうことがあります。

筋肉をつける

筋肉は熱の源です。筋トレで筋肉量を増やせば、体内でより多くの熱が生み出されるようになり、冷えに強い体になります。

十分な栄養を摂る

食事が不十分だと熱を作るエネルギーが不足します。過度なダイエットは避け、バランスのよい食事を規則正しくとりましょう。筋肉をつける上ではとくにタンパク質の摂取が重要です。

食物を消化するために胃や腸が動くと熱が発生し、体を温めます。朝食を欠かさずとるようにすれば、内臓の働きで体が温まり、朝から快適に過ごすことができます。

まとめ

  • 周囲の温度が低くて熱が奪われる状況だと、脳が「冷え」を感じさせて対策を促す。
  • 体内の熱は筋肉や内臓で作られ、血流によって全身に運ばれる。
  • 女性は筋肉量が少ないため、冷えを感じやすい。
  • バストが冷えると発育に悪い影響がある。
  • バストを冷えから守るには、服装を工夫して体の熱が奪われるのを防ぎ、クーラーの風が当たる場所は避け、熱源である筋肉をつけ、十分な栄養を摂ることが重要。
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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

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