コラム
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公開日2022.02.15最終更新日2022.02.15豊胸基礎知識
ビタミンEが女性ホルモンの分泌を調整する!?
健康・美容については毎年さまざまな情報が飛び交いますが、最近ではビタミンEに注目が集まっています。
特に「女性ホルモンの分泌をバランス良く調整してくれる」との情報には多くの女性から熱い期待が寄せられていますが、果たしてそのような効果は実際にあるのでしょうか。
目次
ビタミンEに女性ホルモンの分泌調整効果はあるの?
「ビタミン」といえば、一昔前はビタミンCに圧倒的な知名度がありましたが、近年の健康ブームやサプリメント摂取習慣の普及により、他のビタミンについても広く知られるようになりました。
なかでも最近、ビタミンEは「女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の分泌を調整する効果がある」とのことで注目を集めているのをご存知でしょうか。
実際、ビタミンEにはさまざまなホルモンの分泌を促し、調整する働きがあることがわかっています。
ですから、医療現場ではホルモンバランスの崩れによる生理不順や生理痛、更年期障害のほか、不妊治療でビタミンE剤を使うことも珍しくありません。
また、ホルモンバランスが整うと「美のホルモン」であるエストロゲンも程良く分泌されるのでお肌や髪にも潤い・ツヤが出ますし、バストにも張りが出て美乳効果も期待できます。
ビタミンEにバストアップ効果はない
しかし、女性ホルモンの分泌が整ったからといってバストが大きくなるわけではありません。
女性ホルモンと聞くとすぐに「バストが大きくなるのでは?」とバストアップ効果を期待する方がいらっしゃいますが、バストが大きくなるには女性ホルモンだけではなく、成長ホルモンと成長因子の3要素が揃わなくてはなりません。
ビタミンEの摂取で女性ホルモンの量が若干増えた程度でバストは大きくならないのです。
そして、3要素の一つである成長因子は思春期をピークに急激に減少し、体の成長が止まる頃にはほとんど残りません。したがって、成人女性がバストを確実に大きくするには豊胸するか、体重を増やすしかありません。
「ビタミンEをたくさん摂ってもバストは大きくならない」。
この点はしっかり認識しておく必要があります。
ただし前述の通り、美乳効果は期待できるので、若々しいバストの維持のために適量のビタミンEを摂取することには賛成です。
美容だけじゃない! ビタミンEの健康効果
ビタミンEには美容以外にも次のような健康効果があり、体を健やかな状態に保つ手助けをしてくれます。
抗酸化作用で疲労回復をサポート
運動や仕事などで大量の酸素が使われると活性酸素という物質が作られますが、この活性酸素が増えると自律神経にダメージを与え、疲労が残る原因になります。
ビタミンEは活性酸素に対抗する抗酸化作用があるので、疲労回復にも効果的です。
血管・血液を健やかに保つ
血管を健やかに保つので、動脈硬化の予防にも効果的です。
また、血液中の悪玉コレステロールを排出する作用もあり、血液をきれいに・サラサラにする効果もあります。
血行を促進する
ビタミンEには血管を拡張する働きもあり、血行を良くしてくれます。
冷え性や肩こりが気になる方にはうれしい効果ですね。
なお、ビタミンEはかぼちゃやアボカド、オリーブオイル、大豆、ナッツ類、うなぎなどに豊富に含まれています。
食事でビタミンEを取り入れる場合はこういったものを食材に使ってみましょう。
過剰摂取は体調不良の原因に!ビタミンEは適度に摂ろう!
ただ、何事も過剰に摂取するのは体に良くありません。
ビタミンをたくさん摂りすぎると腎臓に負担がかかり、結果的に健康を害してしまいます。
ビタミンEは脂溶性(油に溶けやすい)で体に蓄積されやすい性質をもっているため、最近になって、過剰摂取すると骨量が減って骨粗鬆症にかかりやすくなるとの研究結果が発表されました。
ですので、美容・健康維持のためなら1日6mgを目安に摂取しましょう。サプリメントでも構いませんが、できれば食品を食べて美味しく摂りたいもの。アーモンドなら15g~20g、かぼちゃなら150g程度を食べましょう。アーモンドに水を加えて砕いた「植物性のミルク」であるアーモンドミルクは牛乳の代わりにも使える、美味しいドリンクなのでおすすめです。
若々しいバストを維持したい方はぜひ、ビタミンEを意識して摂ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
・ビタミンEにはさまざまなホルモンの分泌を促し、調整する働きがあるため、医療現場では生理不順や生理痛、更年期障害のほか、不妊治療でビタミンE剤が使われることもある。
・ホルモンバランスが整うと女性ホルモンの一つ、エストロゲンも程良く分泌されるのでお肌や髪にも潤い・ツヤが出るなど美容面での効果も期待できる。
・ビタミンEにはバストを若々しく保つ美乳効果もあるが、バスト自体を大きくする効果はない。成人女性がバストを大きくするには豊胸するか、体重を増やすしかない。
・ビタミンEには疲労回復を早めたり、血液・血管を健やかに保ったりする効果もあり、健康効果の面でも優れている。
・ビタミンEの過剰摂取は骨量の減少を招くので、1日6mgを目安にして、摂りすぎないように注意する。
・ビタミンEはかぼちゃ、アボカド、オリーブオイル、大豆、ナッツ類、うなぎなどに豊富に含まれている。アーモンドやかぼちゃならそれぞれ1日に15g~20g、150g程度食べると良い。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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