コラム
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公開日2021.10.04最終更新日2021.11.09豊胸基礎知識
男性がプエラリアを飲んだら女体化するのか
ここ数年、美容食品として女性たちの間でもてはやされてきたプエラリア。今度は女性らしい体・顔つきを目指す男性たちからも注目を集めています。
果たしてプエラリアで男性の体を「女体化」できるのでしょうか……。
目次
滑らかな肌や薄い体毛に憧れ。男性がプエラリアを摂取すれば「女体化」できる?
濃いヒゲに筋骨隆々とした体形、といった昔ながらの男性像を理想としている男性はまだまだ健在の一方、最近では「女性のような滑らかな肌と薄い体毛を持つ体に近づきたい」と願う男性も増えつつあります。
性転換を希望している男性はもちろん、美容にこだわる男性、女装やコスプレが趣味の方には特に多く、このような男性にとって「どうしたら女体化できるか」は大きな課題のようです。
そこで最近、このような女体化を目指す男性から注目を集めているのがプエラリア(正式名称はプエラリア・ミリフィカ)と呼ばれる、タイ原産のマメ科の植物。このプエラリアには植物性エストロゲンが豊富に含まれており、タイでは昔から若さを保てる植物として美容や更年期対策に使われてきたといいます。
エストロゲンは女性らしい丸みのあるボディや滑らかな肌をつくる女性ホルモンの一種であるため、「プエラリアを摂取すれば女体化できるのでは」と考える男性が増えてきたわけです。
では、果たして、プエラリアで男性の体を女体化できるのでしょうか。
確かに一定の効果はあるでしょう。
エストロゲン(女性ホルモン)を補充して女性らしい体つきにすること自体は性同一性障害の治療で行われていますし、女性の更年期障害の治療におけるホルモン補充療法でも「肌に潤いが戻った」「バストが張ってきた」と語る患者さんは多いものです。
プエラリアを摂取しても完全な女性の体になれるわけではありませんが、「ヒゲが薄くなった」「肌がきれいになった」「体がムチムチしてきた」といった効果を感じている方は実際にいらっしゃいます。
男性機能の低下、湿疹、腹痛、頭痛など。プエラリア摂取のリスク
しかし、プエラリアには発疹や腹痛、下痢、嘔吐、不正出血や生理不順(女性の場合)など複数の健康被害が報告されています。
また、数ある健康被害のなかでも特に気になるのが男性の生殖機能の低下です。
生殖機能が低下すれば性生活に支障が出ますし、将来子どもを持とうとする場合も懸念事項となるでしょう。
このような症状が現れる根本の原因は、エストロゲンが急激に増えたことでホルモンバランスが崩れてしまうことにあります。
個人が専門家の指導なしにホルモン量を増やすことは非常に難しく、やはり前述のような健康リスクが出てしまうのです。
プエラリアにはエストロゲンと似た作用を持つイソフラボンが大豆の約40倍含まれていますから、少しでも多めに飲むだけであっという間にホルモンバランスが崩れ、体調を崩してしまうことに……。
そもそも、プエラリアは人体への安全性自体が確認できていません。
プエラリアでバストアップは狙えない!
性転換を目指す男性のなかにはプエラリアでバストアップを狙っている方がいらっしゃるかもしれませんが、バストはエストロゲンを増やせば大きくなるわけではありません。
女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)と成長ホルモン、そして細胞を増殖させる成長因子、この3つが揃わなければバストアップは叶わないのです。
人によってはプエラリアを摂取したことで多少胸の張りを経験する場合があるかもしれませんが、手のひらに収まりきれないほどの豊かなバストには到底できません。
それどころか、ホルモンバランスの崩れによる複数の不調に見舞われるわけですから、後々後悔してしまうのではないでしょうか。
男性がバストアップを目指すなら豊胸が確実
性同一性障害の方や、体を女性に近づけて女装を極めたい方がバストアップを狙うのであれば、やはり美容外科クリニックでの豊胸が一番の近道です。
現在主流となっている豊胸術にはシリコンバッグ挿入法、脂肪注入法、ヒアルロン酸注入法がありますが、それぞれメリット・デメリットがあるので豊胸を検討する際はこれらをしっかり把握しておく必要があります。
シリコンバッグ挿入法
たとえば、シリコンバッグ挿入法は一度で大幅にバストアップできる点がメリットですが、大掛かりな手術で体に負担がかかりますし、不自然な仕上がりになる可能性があるのは否定できません。
また、男性の硬い皮膚とシリコンバッグの相性は良いとは言えず、シリコンバッグを挿入しても硬い皮膚に押されてきれいなバストラインが出ないことも。
脂肪注入法
大掛かりな手術という点では脂肪注入法も同じです。脂肪注入法は見た目も感触も大変自然な仕上がりになる豊胸術ですが、脂肪吸引はやはり体に負担がかかりますし、男性の場合は吸引できる脂肪の量が少ないと手術を断られてしまう場合があります。
ヒアルロン酸注入法
ヒアルロン酸注入法は注射のみで気軽に受けられる豊胸術ですが、バストアップ効果の持続期間が半年~2年と短い点がデメリットです。
また、バスト内にしこりができてしまう可能性がある点も無視できません。
「成長再生豊胸」なら注射だけで男性でもナチュラルで豊かなバストが手に入る!
シリコンバッグ挿入法、脂肪注入法、ヒアルロン酸注入法のどちらも一長一短であることがわかりますが、実はメリットとデメリットを比較した際にメリットの方が断然多い、もう一つの豊胸術があります。
それが南クリニックの成長再生豊胸です。
成長再生豊胸はバスト内の脂肪を増やす成長因子を注入して「自分のバスト」を育てる豊胸術。
手術不要・注射のみの施術なので体に負担をかけずに済みます。手術がないのでダウンタイムもほとんどなく、しかもバストアップ効果は大幅な体重減少がない限り半永久です。
どのような理由であれ、本気で女体化を目指すのであればプエラリアのような食品ではなく、医学の力で確実に豊かなバストが手に入る豊胸を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
・タイ原産のマメ科の植物、プエラリアには植物性エストロゲンが大量に含まれているため、「女体化」を目指す男性から注目を集めている。
・エストロゲンは女性らしい体・肌を作るホルモンであるため、プエラリアを摂取すれば「ヒゲが薄くなる」「肌がきれいになる」「体が丸みを帯びる」といった効果が多少はある。
・しかしプエラリアには発疹や下痢、嘔吐、不正出血や生理不順、男性機能の低下など複数の健康被害が報告されている。要因はプエラリアの摂取によるホルモンバランスの崩れだが、プエラリアの安全性自体も確認されていない。
・また、プエラリアを摂取したからといってバストアップできるわけではない。
・男性がバストアップを目指すならプエラリアのような食品ではなく、美容外科クリニックでの豊胸が一番の近道。シリコンバッグ挿入法、脂肪注入法、ヒアルロン酸注入法のどちらも受けられるが、それぞれメリット・デメリットがあるのでしっかり把握する必要がある。
・南クリニックの成長再生豊胸はバスト内の脂肪を増やす成長因子を注入して「自分のバスト」を育てる豊胸術。手術不要で体の負担をかけず、ダウンタイムもほとんどない。効果も半永久なので、他の豊胸術と比べるとメリットの方が多い。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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