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公開日2021.11.19最終更新日2021.12.09豊胸基礎知識
カップ別に見る100cc~1,000ccの豊胸後イメージ
理想的なカップだとされるCカップやDカップ。
AカップやBカップの方から目標にされることの多いカップサイズですが、もし豊胸でCカップやDカップにする場合は何を、どれだけ入れれば良いのでしょうか。
豊胸では一般的に挿入物の量を「cc」で表記しますが、まずは1カップ大きくするには何ccが必要になるのか、挿入物別に確認する必要があります。
目次
豊胸でバストアップするなら何を、どれくらい入れればいい?
現在多くの美容外科クリニックで行われている豊胸術はシリコンバッグやヒアルロン酸、脂肪をバストに入れて体積を広げるものです。
したがって、豊胸すると決めた際は何を、どのくらい入れるのか決めなければなりません。
しかし、どの程度入れれば希望の大きさになるのか、あまりイメージがわかず、迷われる方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここではA・Bカップの方がシリコンバッグ、ヒアルロン酸、脂肪を100cc~1,000cc入れた場合、それぞれどのくらいのカップサイズにできるか解説します。
1カップ大きくするには何cc必要?
まず、シリコンバッグ、ヒアルロン酸、脂肪のどちらかを入れる場合、それぞれ1カップ大きくするのにどの程度の量が必要になるのか確認しておきましょう。
シリコンバッグ
シリコンバッグで豊胸する場合、100ccで1カップ大きくなります。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸で豊胸する場合もシリコンバッグと同じく100ccで1カップ大きくなります。
脂肪
脂肪で豊胸する場合、150cc~200ccで1カップ大きくなります。
バストに注入した脂肪の大半は体内に吸収されてしまうため、シリコンバッグやヒアルロン酸と比べて1カップアップ分の量が多いのです。
つまり、それだけ多くの脂肪が必要になりますから、痩せ型で皮下脂肪の量が少ない方の場合は脂肪注入法での豊胸が難しくなります。
Aカップの方の場合
服の上から少し膨らみがわかる程度のAカップは、着る服によってはとてもスタイリッシュに見えるカップサイズです。しかし、セクシーさを演出するにはサイズが足りず、ブラジャーで脇や背中の肉を集めて盛ってみてもきれいな谷間を作りにくいのが難点。
そんなAカップの方は豊胸でどれほど大きくできるのでしょうか。
シリコンバッグ
100ccのシリコンバッグで1カップアップですから、Aカップの方が100cc、200cc、300cc、400cc、500ccのシリコンバッグを入れた場合はそれぞれBカップ、Cカップ、Dカップ、Eカップ、Fカップになります。
そして、600cc、700cc、800cc、900cc、1,000ccとなるとそれぞれGカップ、Hカップ、Iカップ、Jカップ、Kカップに!
小さめバストを気にしている方にとってはとても夢のある展開ですが、通常、あまりに大きくなると体型によってはバストが悪目立ちしてしまうため、シリコンバッグの大きさを決める際は担当医師やカウンセラーの意見もぜひ参考にしてください。
ヒアルロン酸
シリコンバッグと同じく100ccのヒアルロン酸で1カップアップするので、カップサイズの上がり方も上記と同じです。
ヒアルロン酸と聞くと柔らかそうなイメージがありますが、ヒアルロン酸で豊胸したバストは硬い感触になります。
脂肪
150cc~200ccの脂肪で1カップアップしますが、前述の通り注入した脂肪の大半は体内に吸収されてしまうため、半分吸収されると仮定したうえで1カップ200ccと考えると、200cc、400cc、600ccでそれぞれ大体Bカップ、Cカップ、Dカップくらいまでアップします。
800cc、1,000ccの場合はそれぞれ大体Eカップ、Fカップに。
Bカップの方の場合
Bカップの方は着る服や下着によってはきれいなバストラインを出せることもありますが、理想的なバストサイズといわれるCカップやDカップを目指して豊胸を検討する方が多くいらっしゃいます。
シリコンバッグ
シリコンバッグ100ccで1カップアップなので、Bカップの方が100cc、200cc、300cc、400cc、500ccのシリコンバッグを入れた場合はそれぞれCカップ、Dカップ、Eカップ、Fカップ、Gカップになります。
600cc、700cc、800cc、900cc、1,000ccとなるとそれぞれ、Hカップ、Iカップ、Jカップ、Kカップ、Lカップに。このあたりになると、バストサイズ見合う体型の方がなかなかいらっしゃいません。
ヒアルロン酸
上記と同様に100ccのヒアルロン酸で1カップアップなので、こちらも上記のシリコンバッグの仕上がりと同じです。
脂肪
1カップ200ccの脂肪で1カップアップと考えると、200cc、400cc、600ccで大体Cカップ、Dカップ、Eカップ。800cc、1,000ccの場合はFカップ、Gカップになります。
豊胸できる大きさには限界がある
「豊胸ってこんなに大きくできるの!?」と驚かれたでしょうか。
しかし、残念ながら上記の解説はあくまで「想定」であり、実際にバストに入れられる量には次のような限界があります。
ヒアルロン酸は片胸で200㏄程度
一度に注入できるヒアルロン酸の量は片胸で約200ccです。
したがって、ヒアルロン酸で大きくできるのは2カップまで。
がっかりされた方もいらっしゃるでしょう。しかし、これには理由があります。
というのも、一度に大量のヒアルロン酸を注入すると、体の異物反応が起こりやすくなるのです。異物反応が起こるとヒアルロン酸の周りに被膜が形成され、これが最終的にはしこりに……。
このしこりを防ぐために、多くの美容外科クリニックでは注入できる量を制限しているのです。
脂肪も片胸で200cc程度
脂肪を注入できる量は元々の体型によりますが、大体片胸で200cc〜300ccが限度でしょう。つまり、脂肪で大きくできるのはヒアルロン酸と同じく約2カップまでになります。
脂肪を大量に注入してしまうと脂肪の定着に必要な栄養と酸素がうまく届かず、せっかく注入した脂肪が壊死してしこりになってしまう可能性が高くなるため、ヒアルロン酸の場合と同様に多くの美容外科クリニックでは注入できる量に制限を設けています。
3カップ以上のバストアップを目指すならシリコンバッグがベスト!
以上から、一度に3カップ以上の大幅なバストアップを狙うならシリコンバッグが最適です。
ただし、シリコンバッグの大きさや患者さんの体型によっては多少不自然な形に仕上がる場合がありますし、シリコンバッグで豊胸したバストには独特の硬さ・冷たさがある点は認識しておきましょう。
脂肪で大幅にバストアップしたい場合は「成長再生豊胸」をプラスする手も!
脂肪による豊胸は見た目・感触ともに大変自然な仕上がりになるため希望する方が多いのですが、大きくできるのは先ほどの通り最大2カップ程度。
大幅なバストバストアップは諦めなければならないことがほとんどです。
しかし、南クリニックの成長再生豊胸を追加すれば、脂肪で3カップ以上バストアップできる可能性があることをご存知でしょうか。
成長再生豊胸とは?
成長再生豊胸は、成長因子(細胞を増殖させるタンパク質)を使ってバストの脂肪を増やしてバストアアップする新しい豊胸術です。
もともとバストにあった脂肪を増やす方法なので、脂肪による豊胸(脂肪注入法)のように壊死してしこりができることはありません。
成長再生豊胸と脂肪注入法を組み合わせて3カップ以上に!
成長再生豊胸で使用する成長因子は、元になる脂肪が多ければ多いほど脂肪細胞の増殖パワーがアップします。
したがって、脂肪注入法で1カップ~2カップ程度脂肪を注入した後に成長再生豊胸の施術を受ければ、そこからさらなるバストアップを狙えるわけです。
たとえば、Aカップの方が脂肪でCカップにした後に成長再生豊胸で成長因子を注入すれば、D、Eカップまで大きくすることも可能になる、と考えていただければわかりやすいでしょう。
希望のカップにした後も、術後の経過が良好で急激に痩せることがなければバストアップ効果は半永久的に続きます。
脂肪による豊胸にこだわりたい方はぜひ、成長再生豊胸との組み合わせを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
・豊胸の際は何を、どのくらい入れるのか決める必要があるが、いまいちイメージがわかない人が多い。
・1カップ大きくするのに必要な量は、シリコンバッグで100cc、ヒアルロン酸も同じく100cc、脂肪の場合は150cc~200cc。
・理論上、多く入れれば入れるほどバストも大きくできることになるが、ヒアルロン酸と脂肪についてはしこりの発生を防ぐために注入できる量を制限しているクリニックが多い。
・ヒアルロン酸と脂肪で大きくできるのは2カップまで。3カップ以上大きくしたい場合はシリコンバッグが最適。
・脂肪で3カップ以上バストアップしたい場合は、南クリニックの成長再生豊胸と組み合わせれば可能なことも。
・成長再生豊胸は成長因子でバスト内の脂肪を増やす豊胸術であり、脂肪注入法のように脂肪が壊死してしこりができることはない。また、術後の経過に問題がなく、急激に痩せることがなければバストアップ効果は半永久的に続く。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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