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公開日2020.11.30最終更新日2020.12.07豊胸基礎知識

男性の豊胸は難しい…それでも「女性の胸」に憧れる男性は、どうすればいいのか?

心は女性、体は男性。そのギャップに苦しむトランスジェンダーの人たちは、「心の性と一致した体になりたい」と願っています。南クリニックにも女性の体になりたいと望む「MtoF」の人からの問い合わせが増えており、なかでも「豊胸」を希望される患者さんが増えています。

男性の体に豊胸をするのは、女性の体への施術とは異なり、非常に難しい面があります。施術方法の選択を誤ると、プリンカップのようなバストになってしまうとか、痛みが続くなどのリスクを生んでしまうことがあります。

その点、南クリニックがMtoFの人におすすめしている豊胸術は、男性の体へのリスクを最小限にとどめた、ナチュラルな施術です。

今回は、南クリニックの豊胸術が、なぜMtoFの人に喜ばれているのか、その秘密に迫っていきましょう。

男性のまま女性のカラダに憧れる男性

思春期に自分の体にコンプレックスを感じるように

心と体のギャップに苦しむMtoFの人は、できれば完全な女性の体になりたいと願っています。幼い頃から、自分の体に違和感を持って生きたのですから、当然の思いでしょう。

性別の違和感に気づく時期は人によって異なりますが、思春期を迎え、同年代の女子の胸が膨らみ、体つきが女性らしくなってくる頃に、「どうして自分は……」と悩みが深くなっていったと話すMtoFの人は少なくありません。

女子の体つきが変化する一方で、自分にはひげが生え始め、すね毛が濃くなり、のどぼとけができる。身長は伸び、骨格もしっかりして、筋肉質な体つきに変化していくとき、自分の体がコンプレックスの対象になってしまうのです。

そこから先の人生は、「女性の体への憧れ」「女性の体になりたい」という思いとともに歩んでいくことになります。

趣味の延長で女性の体になりたいと願う人も

MtoFの人たちが女性の体になりたいと思うのは想像ができると思いますが、性的な対象は女性であるにも関わらず、「女性の体に憧れる」男性もいます。

普段は男性として生活しているし、恋愛対象は女性。性別に違和感もない。だけれど「女性の丸みを帯びた体つきになりたい」と考えている人たちです。

その多くは「女装」の趣味のある人で、女性の服装が似合うボディラインに憧れているようです。

趣味が高じて……という表現が正しいかどうかわかりませんが、筋トレでムキムキの体つきになる女性がいるように、男性が柔らかいボディラインになりたいと願っても、まったくおかしくはありません。

「胸から女性のカラダに…」「胸だけ女性に…」と豊胸を考える

全身を女性にしたいと考える人たち

女性の体になりたいと考えるMtoFの人たちは、まず、髪を伸ばしたり、女性の服を身に着けたり、メイクをしたりして、外見を女性的に変化させる努力をします。特に学生のあいだは自由に使えるお金が少なく、美容クリニックの施術に踏み切ることは難しいでしょう。そのため、自分でできる工夫の中で、少しでも女性に近づこうとします。

社会人になって自由にお金を使えるようになり、ようやく手術によって女性の体を手に入れようと考えますが、いきなり男性器を取り去り、女性器を形成する人は少ないでしょう。難しい手術で、日本では陰部の形成術を行う医師は限られていますから、海外で手術を受ける人がほとんど。相当な高額になるようですから、ハードルの高い手術と考えられます。

そこで、MtoFの人たちの多くが、美容クリニックの施術の中で最初に選択するのが「豊胸」です。性転換手術の中で、もっとも手軽で、なおかつ目に見えて「女性らしさ」を手に入れられる点が評価されているようです。

バストだけ大きくしたいと望む人たち

一方、MtoF以外で「女装を楽しみたい」といった理由で女性の体に憧れている男性は、豊胸だけをしたいと考える人が多いようです。

胸の開いたドレスをかっこよく着こなしたい、自分のバストに合わせたブラジャーを着けてみたいといった希望があり、豊胸術を望まれます。

ものすごく大きなバストを手に入れたいというよりは、Aカップ程度の小さなバストで良いから、柔らかなバストになりたいと希望する人が目立ちます。

男性の豊胸は、女性に豊胸に比べてはるかに難しい

皮膚の柔らかさが男女でまったく異なる

冒頭でも述べましたが、もともと男性の体の人の場合、豊胸術は慎重に選択する必要があります。MtoFの人であっても、趣味の領域で豊胸を望む人であっても、男性の体にバストをつくるというのは、簡単なことではないのです。

第一の理由として、皮膚の固さがあげられます。もともとの皮膚の質が女性とは異なり、バストが膨らんだときに男性の皮膚は伸びてくれないのです。そのため、男性の体の人がもっとも多く受けている「シリコンバッグ挿入法」の場合、皮膚が張り詰めてしまい、バストトップが潰れたような形になってしまうことが少なくありません。これでは「女性らしい」バストとは言えません。

また、常に皮膚が引っ張られているため、術後に強い痛みが続くこともあり、南クリニックでは男性の体へのシリコンバッグ挿入は慎重に行うようにしています。

皮膚を徐々に伸ばすためには、段階を踏んで、挿入するシリコンの大きさを変えていくしかありませんが、手術を何度も行うのは体にとって大きな負担となってしまいます。

胸の広さも豊胸を難しくする原因

もうひとつは、胸の面積の広さも豊胸を難しくさせる要因になります。女性に比べてボディ面積広い男性の場合、バストも面積を大きく取ってつくらなければバランスが悪くなってしまいます。

たとえば脂肪注入法で、男性と女性に同じ量の脂肪を注入した場合、女性のほうが高さのあるバストになりやすく、男性は高さが出にくくなります。

求めるバストの大きさがそれほど大きくなくても、施術で補うバストの容量は大量に必要になるのです。

ところが、男性の体は、女性に比べて脂肪量が圧倒的に少ないという特徴があります。吸引した脂肪だけでは、膨らみが目立つほどの豊胸は難しい人もいます。

男性の体にもっとも適した豊胸術とは

自身のバストが自然に成長を始める成長再生豊胸

シリコンバッグ挿入法や脂肪注入法の欠点を補いつつ、男性の体にもナチュラルなバストを形成するには、患者さん自身のバストが自然に大きくなっていくのが一番です。

バストの中の脂肪が増え、乳腺が発達して、ゆっくりバストが大きくなっていけば、男性の堅い皮膚であっても、徐々に伸ばされて美しいバストを形成できます。

それを考えるのが、南クリニックで行っている「成長再生豊胸」です。1回施術を行うと、3ヵ月くらいバストが成長を続けます。結果として、市販されている小さなボトルに入った乳酸菌飲料くらいの量の脂肪を増やすことができます。

これを繰り返すことで、体に負担をかけず、自然にバストを豊かにしていくことができるのです。

施術は注射のみ…徐々に大きくなるバストを楽しんで

繰り返し施術するといっても、実際は注射をするだけです。バストと乳腺の発達、増殖を促す成長因子をバストに注入することで、まるで思春期の頃の女性のようにバストが成長を始めます。

ある日突然、バストが大きくなるこれまでの豊胸術と異なり、バストの成長を楽しめるという利点もあります。

女性の体に憧れる……男性の体を持った人に、今、もっともおすすめしたい豊胸術です。

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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

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