コラム
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公開日2020.03.31最終更新日2022.08.30豊胸基礎知識
なぜ芸能人の豊胸疑惑は起きる?「成長再生豊胸」ならバレずに理想のバストに
「あの女優さん、豊胸だよね」
そんな、うわさ話に花を咲かせたことが、みなさんも一度はあるのではないでしょうか。しかし、水着姿の写真だけを見て、豊胸したバストなのか、それとも自然に成長したバストなのかは、私のように豊胸術のプロでも明確に判断することはできません。実際に対面でバストを見て、触れば、人工物が入っているとか、手術跡がわずかに残っているなどの判断はできますが、昨今の写真の加工技術は大変優れていますから、グラビアを見ただけで判断するのは困難です。ですから、素人さんが写真を見ただけで、豊胸術を受けていると決めつけるのは、どうかなと、正直思っています。
それにしても、日本では豊胸術がまだまだ市民権を得られてません。世界的に見ると、豊胸はすでに当たり前の時代です。高校卒業や成人のお祝いに、親から子へ豊胸術の費用がプレゼントされるという話はよく聞きます。小さなバストにコンプレックスを持ったまま生きるより、理想のバストを手に入れて自信を持って生きていくほうが充実した人生になるという考え方が浸透しているのでしょう。堂々と「豊胸した」とアピールする女優さんやモデルさんも海外ではたくさんいらっしゃいます。
それに対して、日本ではいまだに「豊胸=ニセモノ」の印象が強く、豊胸したことを公表する人はほとんどいません。価値観の違いと言ってしまえばそれまでですが、豊胸をはじめとする美容クリニックの施術は、メイクをするのと何ら変わらないと私は思っています。何よりも、「美しさ」を追求する姿勢は、その人が前向きに生きる姿勢につながると思うのです。
とはいえ、現状の日本では、バレない豊胸が望まれているのは確かです。バレやすい豊胸術とは、そしてバレにくい豊胸の方法はあるのか。詳しくお話していきましょう。
目次
代表的な豊胸術
バレやすい豊胸とバレにくい豊胸の違いは、バストの中に入っている内容物によるところが大きいと考えられます。まずは、代表的な豊胸物ごとに、バスト内に入れるもの、そしてその性質について解説していきましょう。
シリコンバッグ挿入法
シリコン製のバッグを脇やアンダーバストから挿入する豊胸術です。シリコンの形には、しずく型、お椀型があり、サイズもバリエーション豊富です。そのため、希望するサイズにバストを変化させられる点が大きなメリットとなります。
以前はシリコンバッグの硬さから、触ると自然のバストとの違いが分かっていましたが、近年、バッグの改良が重ねられ、かなり柔らかさが増してきています。
脇やアンダーバストをメスで切開し、そこからシリコンバッグを入れるので、傷が残る点はデメリットです。また、シリコンバッグの周囲にカプセルという固い組織が形成され、 それが分厚くなり、縮んでくる、拘縮と言う現象を起こすと、カチカチに硬くなったり、ボールをくっつけたように丸く変形したり、痛みが出たりします。また、痩せ型で皮下脂肪が薄い患者さんの場合、皮膚に凹凸ができたり、シワのような線が見えてしまうことがあります。
ヒアルロン酸注入法
プチ豊胸とも呼ばれる簡易的な豊胸術です。ヒアルロン酸は細胞と細胞をつなぎ合わせる結合組織で、皮膚や筋肉、軟骨などに含まれる、私たちの体内にも存在する成分です。ねばねたした形状と、水分を保持する力が強いのが特長で、皮膚のシワを埋めるアンチエイジングや、ひざ関節の痛み改善など、美容以外の医療分野でも、ポピュラーに使われています。
注射をするだけの簡単な施術ではありますが、ヒアルロン酸は体内に吸収されてしまうという特性があり、数か月から2年で注入したヒアルロン酸はバストから消失します。バストの大きさを維持したければ、継続的な施術が必要な点はデメリットと言えるでしょう。
できるだけ長くバスト内にヒアルロン酸をとどめようとするなら、粒を大きく加工したヒアルロン酸を用いればよいのですが、触り心地がゴツゴツしたり、しこりになりやすくなります。そのため、大小の粒を混合して注入するクリニックが増えてきています。
脂肪注入法
脂肪吸引と豊胸が一度に叶う点で、人気のある豊胸術です。患者さん自身のヒップや太もも、お腹などから、余分な脂肪を採取し、それを加工してからバストに注入します。患者さん自身の脂肪を使うため、患者さんには安心感があると思います。
ただし、加工の方法やバストへの注入方法によっては、術後にしこりができてしまったり 、注入した脂肪が体内に吸収されて、思ったほどバストが大きくならなかったという、失敗ケースも少なくありません。注入する量にもよりますが、バストの形状や触り心地は自然の状態に近く、日本人の女性に好まれている豊胸術ではありますが、細胞の採取には全身麻酔を使う手術が必要となります。短時間で豊胸を終わらせたい、術後のダウンタイムを短くしたいという人には、その点はデメリットとなります。
豊胸疑惑、なぜ起きるのか?
もっともバレやすいシリコンバッグ挿入法
モデルさんや女優さんなどが行っているのは、ほとんどがシリコンバッグ挿入法です。美容クリニックのドクターに聞けば、デビュー前のアイドルの方にシリコンバッグ挿入法を施した経験は誰もが持っているでしょう。手術をすれば、思い通りの形や大きさのバストが手に入るわけですから、単純明快なのです。
しかし、残念ながら、シリコンバッグ挿入法はもっともバレやすい豊胸術であるのも事実です。何しろ、手術前と手術後でバストが大きく変化するわけですから、ビフォアーアフターを知っている相手には「急にバストが大きくなった」と思われるのは避けられません 。
人工的な丸みをもった形状がバレる原因
ビフォアーアフターを見比べているわけでもないのに、女優さんやモルさんの写真や画像を見ている人が「おかしい。これは豊胸っぽいぞ」と勘繰るケースもあります。
たとえば、サイズが大きな上に、形がボールのように丸いケースです。ふつう、自然なバストであれば、重い脂肪によってバストは多少なりとも下に落ち、縦長の形状になるはずです。しかし、大きなサイズのシリコンバッグを入れた場合、バッグによってバストが形成されていますから、バストは非常にきれいな半球形を描くのです。
バストの揺れ、脂肪の流れ方が不自然
仰向けに寝た状態になった場合にも、シリコンバッグ挿入法では豊胸したことがバレやすくなります。本来、仰向けになるとバストは外側に流れるはずですが、大きなバッグが入っているとバストの形が崩れずに、脇側へ脂肪が流れていかないのです。ジャンプをしたり、走っているときのバストの揺れ方も、シリコンバッグが入っていると硬い形状のもが上下している様子から不自然さが感じられます。
傷跡でバレてしまうこともある
手術跡によって、豊胸がバレてしまうケースもあります。シリコンバッグは脇、もしくはアンダーバストにメスを入れますが、人によっては傷跡がケロイド状になってしまったり、1本の線状に傷が消えずに残ってしまう場合があるのです。グラビアアイドルで脇の下を見せないように、ポーズや布などで隠していると、かえって「豊胸?」と疑惑をかけられてしまうこともあるようです。
年齢を重ねても、バストが老化しないのは不自然
私たちのボディは、どんな人でも加齢によって形が変わっていきます。脂肪は下へ流れ、皮膚は弾力を失っていきますから、バストに関しても、張りが失われ垂れてくるのは当たり前のこと。エクササイズやマッサージでどれだけケアしたとしても、少なからず形やサイズが変化して当然なのです。
ですから、何歳になっても、若い頃と同様のパンパンに張った大きなバストを維持している人は「やっぱり豊胸だった!」と思われてしまう可能性があります。若い頃にシリコンバッグを挿入した人が、40代になって全身のバランスにバストがフィットしなくなったと「抜去したい」と申し出る人は少なくありません。
自然なバストが手に入る「成長再生豊胸」なら豊胸疑惑も怖くない
従来の豊胸術なら、バレにくさは脂肪注入法がダントツ
一般の人たちが、周囲に豊胸疑惑を持たれず、バストアップするのであれば、従来の豊胸術のなかでは脂肪注入法がもっともおすすめです。自分の脂肪を使うため、触った感触に違和感がありませんし、揺れ方、横になったときの脂肪の流れ方も自然です。
ただ、脂肪注入法は脂肪を採取する際に手術が必要で、忙しい人、やせ型の人には難しい面もあります。
より自然に、徐々にバストを成長させる
そこで、いま、注目を集めているのが「成長再生豊胸」です。脂肪注入法と同様に、バスト内の脂肪を増やす施術ではあるのですが、外から脂肪を入れるわけではありません。思春期の頃のように、バストを成長させる、これまでの豊胸術とは一線を画した豊胸術です。
施術の方法は注射をするだけですから、時間がかかりませんし、傷跡が残る心配はありません。そして何よりも、徐々にバストが育つ点が、豊胸疑惑を回避する最大の特長と言えるでしょう。
「成長再生豊胸W」はゆっくりと、「成長再生豊胸F」は素早く、バストを大きくさせていきます。いつまでに、どれくらいのサイズアップを目指すのかによって2種類の成長再生豊胸から選択ができるのも嬉しい点です。
これまで豊胸疑惑が怖くて、補強術を受ける勇気がわかなかった人たちにとって、成長再生豊胸が夢を叶える一助になってくれたらと願っています。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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