コラム
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公開日2019.12.04最終更新日2021.01.20豊胸基礎知識
手術なしで豊かな胸を手に入れる!徐々にバストを成長させる、ナチュラル豊胸とは?
「美」と「健康」は切っても切れない関係です。どれだけ整った顔立ちであっても、肌が荒れていたり、顔色が悪かったりの状態では「美しい」とは言えません。ボディも同様で、極端に痩せて不健康に見えるより、脂肪や筋肉が必要なところにきちんとついたボディのほうが健康的で美しく見えるものです。
それはバストに関しても言えること。ペタンコの胸はさみしいけれど、人工物を入れたことがはっきりわかるような、極端に大きなバストは違和感があり、美しく見えないことがあります。
とはいえ、運動や食事でバストを大きくしたり、形を変えたりするのは、はっきり言って難しいことです。
健康的で、それでいて美しい。そんなバストを手に入れるためには、どんな方法があるのでしょうか。唯一無二とも言っても過言ではない、究極のナチュラル豊胸術を紹介しましょう。
目次
ある日突然、大きくなる…これまでの豊胸術
「何か」を入れた分だけ大きくなると、豊胸がバレてしまう
古くからある豊胸術である「シリコンバッグ」を入れる方法では、理想のバストの大きさに合わせたバッグを、メスで切開した部分から挿入してバスト内におさめます。これなら確実にバストは大きくなりますが、当然のことながら、手術前後でバストの大きさはまったく異なります。
海外ドラマを見ていると、シーズンが変わった途端に、女優さんのバストが急激に大きくなっていて驚くことがあります。あのような急激な変化は、たいていシリコンバッグを入れた豊胸術を行ったと考えられます。
欧米では、美容整形手術に抵抗のない国もあり、突然大きくなる豊胸術が受け入れられることもあるようですが、日本ではあまりに急激な変化は嫌われる傾向にあります。そのため、シリコンバッグより、脂肪注入法やヒアルロン酸注入法で豊胸をする人が多いようです。しかし「何か」を入れる豊胸術は、「突然大きくなる」ことは否めず、豊胸をしたことがバレやすいのです。
大きさだけでなく、形や感触でも周囲に気づかれる可能性あり
「何か」を入れる豊胸術は、突然大きさが変化する以外にも、形や触り心地で豊胸したことがバレてしまうケースがあります。
シリコンバッグで言えば、横になったときにバストが自然に流れず、不自然に上を向いたままになってしまうことがあります。バッグ内のジェルが固めの素材であると、こうしたことが起こりがちです。最近は、自然なバストの感触に近い柔らかな素材が使われるようになってきましたが、本物のバストとの差がすべて解消できているわけではありません。
触った感触も、シリコンバッグは自然なバストよりも固く、男性のなかには「シリコン入りはすぐわかる」と言う人もいます。ヒアルロン酸も粒の大きな製品を使うと、触ったときにゴロゴロした感触があります。特にもともと痩せている人の場合、周辺の脂肪との差が歴然としてしまい、気づかれやすいようです。
脂肪注入法であれば、自分の脂肪なので形も感触も自然だと思われるかもしれません。しかし実際には、大量の脂肪を注入すれば、大きさはもちろん、形が変わったことで気づかれてしまうことがあります。また副作用で「しこり」ができてしまうと、触ったときに違和感が生じることもあります。
少しずつ大きくさせるという新しい発想
せっかく豊胸しても堂々としていられなければ意味がない
豊胸術を受けた人から、周囲に気づかれないために「長期の休みを取って施術をしなければならなかった」「転職のタイミングを待って施術をした」という話を聞くことがあります。また、しばらくバストが目立たないファッションを心がけるという人もいます。せっかく豊胸をしたというのに、自信を持てなければ本末転倒です。
では、「ある日突然、胸が大きくなる」というリスクを軽減して、豊胸することはできないのでしょうか。
それを可能にしたのが、「成長再生豊胸」という、今までになかったまったく新しい豊胸術です。これまでの「何か」を入れてバストを大きくするという発想とは180度、考え方が違います。
思春期にバストが成長するのはなぜか?
成長再生豊胸の基本的な考え方は、自分のバストを育てることにあります。
女性のバストの成長は、20歳未満でほぼ終了し、その後は、大きくならないと思われています。しかし、生理の前後や排卵日ごろにバストが張ったり、軽い痛みを経験したりしたことのある女性は多いでしょう。さらに妊娠・出産によっても、バストの大きさは変化します。
成長期でもないのに、バストの大きさや形が変化する――。これはいったいどういうことなのでしょうか。
思春期にバストが大きく成長するのは、血液中の女性ホルモンの濃度が上がり、バストの内部に作用するからです。初潮を迎える12歳前後から、18~20歳ごろまでが、バストの成長に関係する女性ホルモンがもっとも多く分泌されます。
ホルモンは体の各部位に情報を伝え、必要な働きができるように機能させる役割を持っています。女性ホルモンは女性特有の機能への働きかけが強いのは当然ですが、バスト内部の細胞にも働きかけを行っています。
女性ホルモンが分泌されると、バスト内部の細胞膜に準備されたアンテナのような部分「レセプター」が、女性ホルモンからの指令をキャッチします。レセプターは受け取った指令をもとに、バスト内部の組織が成長するための「成長因子」の量を増やしたり、活性化させたりします。
成長因子が増加し、働きを強めると、乳腺や脂肪細胞など、バスト内部にある生きた組織の成長が促されます。それによって、脂肪が増え、乳腺が発達します。
つまり、思春期にバストが成長するのは、女性ホルモンの指令によって成長因子が増加し、バストの中身が増えるからなのです。
成長期以外でも成長因子が影響を受ける場合がある
閉経を迎えるまでの女性は、約28日周期で女性ホルモンの分泌が変化しており、生理の前や排卵期には、その影響でバストの成長因子が活性化すると考えられています。そのため、バストが張ったように感じたり、チクチクした痛みを感じたりすることがあるのです。
また、妊娠・出産期には、女性ホルモンの分泌バランスが大きく変化します。妊娠中には成長因子と女性ホルモンがたっぷりと分泌され、乳腺が発達します。ですから、妊娠すると、もともとバストの小さかった人でも、驚くほどバストが大きくなるのです。
ただし、生理周期によって、脂肪細胞が増加するような変化は起こりません。乳腺が張る程度の変化です。妊娠・出産で発達した乳腺も、授乳が終われば元に戻ってしまいます。
つまり、本当の意味でバストが成長するのは、思春期だけということになります。とても残念ですが、それが事実なのです。
逆を言えば、思春期の頃の成長をもう一度再現できたら、思春期を終えた女性でも、バストを大きくさせることが可能ということになります。
それを実現したのが、まったく新しい豊胸術「成長再生豊胸」なのです。
成長再生豊胸が胸を成長させる理由
年齢とともに減少する成長因子
妊娠をしていない女性であっても、バストを成長させるための成長因子が増えれば、思春期のようにバストが膨らんでいく経験ができる――。理屈ではそういうことになります。
ただ、残念なことに体内の成長因子は、年齢とともに減少していきます。体内では常に細胞が生まれ変わり、体を構成する組織の数や種類、細胞の性質も変化していきます。そうした変化のなかで、成長因子も減少していくのです。
では、成長因子の減少に対して、どうすればいいのでしょうか。
短絡的に考えれば、バストの成長を促す成長因子は、女性ホルモンの分泌によるものなので、女性ホルモンを充填すれば良いと考えるでしょう。しかし、女性ホルモンをたくさん注入したとしても、成長因子を増加させてバストを大きくすることはなかなか叶いません。
それどころか、女性ホルモンの大量充填や、長期にわたる補充は、ホルモンのバランスを崩し、体調悪化の原因となります。成長期は体全体が成長しているので、急激に女性ホルモンが増加してもバランスが取れますが、成長期を終えた体にとっては副作用のほうが大きくなってしまうのです。
脂肪の増加と乳腺の発達が、バストを大きくさせるカギ
限られた女性ホルモンのもとで、より効果的に女性ホルモンの影響をバストに作用させるためには、成長因子がカギとなります。
バスト内部は脂肪と乳腺でほぼ占められているので、バストを成長させるためには、
1 脂肪を増やす
2 乳腺を発達させる
という2つのことがバスト内部で起こるよう、成長因子を増やす必要があります。
脂肪を増殖させる成長因子と、乳腺を発達させる成長因子は別々のもの。そこで成長再生豊胸では、それぞれの成長因子を配合しバストへ注射によって注入します。すると、脂肪細胞が増殖するとともに、乳腺も発達。バストのボリュームが増え、バストそのものに張りが生まれてきます。まさに、成長期にバストが大きくなっていったときと同じ、あの感じを再び味わうことができるのです。
もちろん、注射をしたからといって、急激にバストが大きくなるわけではありません。ここが成長再生豊胸の最大の特徴であり、ナチュラルな豊胸と言われるゆえんでもあります。何かを入れてカサを増すのではなく、目的はあくまでもバストの成長という点にあるのです。
注入した成長因子が、幹細胞に働きかけ、1つの幹細胞が2つに分裂。続いて2つが4つに…、というように幹細胞は増加していきます。倍、倍、倍と幹細胞が増えて、それらが脂肪細胞に変わっていくので、脂肪細胞が増えてバスト内の内容物が増加すると同時に、乳腺が発達して張りも生まれます。こうして3ヵ月程度、バストの成長が続くことになります。
成長因子の注入は数回に分けて行う
成長因子は一度にたくさん注入するよりも、数回に分けて注入するほうが、バストの成長に良い影響を与えます。もともとのバストの大きさや、理想とする大きさにもよりますが、4~5回程度の注入で、サイズアップを実感できる人が多いようです。
施術から数ヵ月が経過し、成長も落ち着いた段階で、「もう少し大きくしたい」という希望があれば、再び成長因子の注射を行うことは可能です。いずれにしても、一気に大きくなるわけではありません。徐々に成長していくので、周囲に気づかれることなく豊胸ができるのです。
できるだけ早くバストを成長させたいなら……
できるだけ早く、成長を促したいという希望の人には、「成長再生豊胸F」という豊胸術がおすすめです。こちらは成長因子のほかに、患者さん自身の血液を採取して加工した注入液も併せて注射します。この注入液が女性ホルモンの働きを助け、バストが成長していきます。女性ホルモンが活発化するため、施術後、10日~2週間で生理が来ますが、その後は、通常の周期に戻ります。
成長再生豊胸Fでは、バストの成長が完了するまでは、注入液によってバストが膨らんでいるとはいえ、シリコンバッグや脂肪注入法のように、急激に極端にバストが膨らむわけではないので、周囲に気づかれることは、ほぼないでしょう。
健康美はナチュラルであることが基本です。メスを入れたり、何かを加えたりしてバストを大きくする時代は、もう終わり。これからは、自分のバストを成長させて、理想のボディラインを手に入れる。これこそが、本当の美しさを求める人の選択になっていくはずです。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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- すぐに大きくしたい方にオススメ
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