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公開日2021.06.30最終更新日2021.07.06豊胸基礎知識
確実なバストアップ方法はある?マッサージ・筋トレ・サプリ以外の選択肢
バストアップを目指す方法は、マッサージ、運動、食事、サプリ……と、これまで様々なものが流行ってきました。あまりにも情報があるのでどの方法を試せばいいのか分からないという方も少なくないのでは?
今回は、「確実なバストアップ方法はあるのか?」について考えていきましょう。
目次
バストアップ方法で確実と言えるものはほぼない?
結論から言うと、サプリやマッサージなどのバストアップ方法で全ての人に効果のある確実な方法というものはほぼないでしょう。これは、バストアップ方法として知られているものはすべて効果がないというわけではなく、「適切なバストアップ方法は人によって異なる」という意味です。
というのも、人によって体質や体型は大きく異なります。よく「マッサージで脇や背中から脂肪をかき集める」といったバストアップ方法が取り上げられますが、体脂肪率が低い人などには適しません。
女性ホルモンを増やすサプリメントなども一時期流行りましたが、ホルモンバランスの乱れによる健康被害のリスクも指摘されています。
さまざまなバストアップの方法から、自分の体質や体型にあったものを選んで試してみてください。
胸が大きくなる仕組み
バストアップには「クーパー靭帯」「乳腺」「脂肪組織」の要素が重要です。
クーパー靭帯
バストを支えるゴムのようなイメージです。このクーパー靭帯が乳腺を皮膚や筋肉につなぎとめていることで、バストの下垂を防いでいます。つまり、バストアップにはクーパー靭帯を日々ケアしておくことが欠かせません。
乳腺
乳腺は女性ホルモンの「エストロゲン」によって増殖し「プロゲステロン」によって発達します。妊娠中や授乳中の女性の胸が大きくなるのは、乳腺の成長が影響しているのです。つまり、バストアップにはホルモンを活性化させ乳腺を大きくすることが重要ということがわかります。
脂肪組織
バストの9割は脂肪組織で形成されていますから、乳房内の脂肪を増やすことは確実にバストアップにつながります。
バストアップには逆効果な生活習慣
バストアップの仕組みが分かったところで、そのメカニズムに悪影響を及ぼしかねない「逆効果な習慣」を見ていきましょう。
・悪い姿勢(猫背など)で長時間過ごす
・下着のサイズがあっていない、下着をつけない
・栄養バランスの偏った食生活
・睡眠不足、運動不足
・日常的に強いストレスを受けている
・飲酒、喫煙
すべてではなくても、当てはまる項目が多い方は要注意です。できる範囲から少しずつ生活習慣の見直し、改善を行いましょう。
バストアップに役立つマッサージ方法
バストアップ法の定番とも言えるマッサージですが、実はコツがあります。
1.リンパや血行のめぐりをよくする
リンパや血行は老廃物の排出や栄養素の運搬に役立ちます。この2つのめぐりが悪いと、老廃物が溜まりやすくなったり栄養が必要な場所に運ばれなくなったりします。
胸周辺には、鎖骨と脇にリンパ節があるのでこの部分を意識して優しくマッサージしましょう。
2.ツボを刺激する
バスト周辺には、血行をよくしたり女性ホルモンの活性化が期待できるツボがあります。マッサージの際にこれらのツボを意識してみると、よりバストアップに役立つでしょう。
【壇中(だんちゅう)】
左右のバストトップを結んだ真ん中の部分にあります。女性ホルモンの活性化や、精神安定に効果があるとされています。
【天渓(てんけい)】
バストトップから外側に向かって、乳房の端、肋骨の間のツボです。乳腺を刺激すると考えられており、胸のハリが低下してきた方にもおすすめです。ツボを刺激する際は、ゆっくりと呼吸をしながら3~5秒間押してください。少し痛きもちいいくらいの強さが目安です。
3.ストレッチなどで周囲の筋肉を伸ばす
肩や肩甲骨など、バスト周囲の筋肉が凝っているのもバストアップの妨げになり得ます。バストのマッサージをする前にストレッチなどをして、上半身全体の血行を良くしましょう。
力の入れすぎや過剰なマッサージは逆効果
マッサージをする時は、力加減と回数に気を付けてください。バストは繊細でもあるので、あまりに強い力で過剰にマッサージをすると却って逆効果になることもあります。クリームやオイルを付けてすべりをよくし、程よい力加減でマッサージしましょう。
特にリンパ節を刺激するときは優しく撫でるくらいの力がベストです。
筋トレでバストは大きくなるのか?
バスト上部に位置する大胸筋を鍛えると、バストが大きくなったり、バストが上向きになるという話は、ネット検索すれば大量に見つかります。
果たしてそれは本当でしょうか?
残念ながら、筋トレをしても、バストが大きくなるようなことはありません。どちらかと言えば、猫背にならないように、肩、背中の筋肉をほぐしておくことのほうが大切です。
猫背予防のためにしたいこと
猫背になると、バストの下垂が進んでしまいます。
時間の空いた時に、肩を回すだけでも、猫背の予防になります。パソコンやスマホを長時間使う人は、最低でも1時間に5分間は立ち上がって屈伸運動をしましょう。そして、両手を後ろで組んで斜め下にゆっくり引っ張り、あごをやや上に向けた状態で、肩と背中のストレッチをしてください。
有酸素運動はバストアップに効果ある?
「ジョギングやウォーキング、水泳などの有酸素運動が、バストアップに有効である」というのは、絶対に信じてはだめです。
なぜなら、有酸素運動はバストを小さくしてしまう可能性があるからです。バストの中身はほとんどが脂肪です。有酸素運動は体の脂肪を燃焼しますから、当然、バスト内の脂肪も減少してしまうのです。
とはいえ、運動不足は体の老化を早める原因になりかねません。有酸素運動をするのであれば、同時に、3食バランスよく食べて、脂肪を減らさないようにするのが鉄則です。
食生活でバストアップのウソ・ホント
バストアップで、よくキャベツや豆乳を意識して食事に取り入れると良いと聞きますがそれは本当なのでしょうか?
バストの成長を助ける食材はあるのか?
バストアップに効果のある食材が話題になることがあります。女性ホルモンの成分に近い栄養素を含む食材や、女性ホルモンの働きを促進させる食材が紹介されているのを目にしたことのある人も多いでしょう。
そうした情報はおそらく誤ってはいないと思います。ただし、あくまでバストが成長する思春期に限った話です。すでにバストの成長が止まっている年齢であれば、食事によってバストアップを叶えるというのは、かなり難しいのではないでしょうか。
「成長再生豊胸」を行っている人のバストアップを助ける食材
女性ホルモンや成長因子を注射するような豊胸術を行っているときには、女性ホルモンの働きを促進する食事がバストアップの効果を高める可能性はあります。
南クリニックで行っている成長再生豊胸を受けている人には、以下のような食材を積極的に摂取して欲しいと思います。もちろん、これらだけを食べてもダメで、他の食材もバランスよく食べたうえで、意識して取り入れたい食材だと理解してください。
大豆製品
豆腐や納豆、きなこ、みそ、豆乳などの大豆製品は、女性ホルモンと似た働きをすることで知られています。
肉・魚
脂肪細胞を増やすためには良質なたんぱく質が必要です。太るから……と、肉や魚を食べないと、バストアップの効果が下がってしまいます。肉の中では、鳥のむね肉や牛の赤身がおすすめです。
魚ではマグロが良いと言われています。体内でつくり出すことのできない必須アミノ酸が豊富に含まれており、脂肪を増やすきっかけになるからです。
ボロンを含む食品
ミネラルの一種であるボロンは、女性ホルモンの一つエストロゲンの分泌を促します。キャベツ、リンゴ、レタス、ブロッコリー、海藻類、ピーナッツ、プルーン、アーモンドなどに多く含まれますが、熱に弱い特徴があるので、新鮮なものを生で食べるようにしましょう。
乳製品
牛乳、チーズ、バターなどの乳製品の良質なタンパク質と脂肪酸、脂肪細胞を増やすために重要になる栄養素ですが、脂肪分が多く、高カロリーなので食べすぎには注意しましょう。
サプリメントはあくまで補助的な存在
バストアップに効くという謳い文句のサプリメントは、色々なものが売られています。
・イソフラボン
・プエラリア
・プラセンタ
・エストロゲン
など、女性ホルモン分泌に関係する成分が含まれていることが多いです。
しかし、含有量は会社によって異なり、製品によっては健康被害が出ることもあります。日本医師会が発表しているバストアップサプリ(プエラリア・ミリフィリカ)による健康被害の一例をご紹介します。
・皮膚障害(発疹・じんましん)
・消火器障害(腹痛・嘔吐・下痢など)
・月経不順や不正出血
・頭痛
といった被害が報告されており、2016年には明らかになっているだけで94件の危害が発生しています。
近年では成分の含有量が多い海外のサプリメントも気軽に買えるようになり、自己判断で不適切な摂取をする人も少なくありません。
「サプリメント=危険」というわけではありませんが、あくまでも不足している栄養素を補給するための補助的な存在として頼り過ぎないようにしましょう。
補正下着でバストアップのウソ・ホント
バストアップ目的の補正下着や、ナイトブラは以前と比べて日常生活に取り入れる人が増えてきました。中にはかなり高価な製品もありますが、補正下着でバストアップは叶うのでしょうか?
育乳ブラは、その名の通りバストを育てるのか?
脇や背中のぜい肉を、ブラカップの中におさめてバストを大きく見せる補正下着の育乳ブラ。正しく装着するのは難しそうですが、慣れてしまえば比較的簡単に大きなバストに見せることができます。
ブラジャーを外せば元の状態に戻ってしまうわけですが、「24時間、育乳ブラをし続ければ、バストが大きく育つ」という噂があるようです。
残念ながら、そんなことはありません。脂肪を寄せ集めてそれが形づくられるのであれば、豊胸手術を受ける人の数が右肩上がりになるわけがありません。あくまでも、ブラジャーをしているときだけ補正されると理解してください。
補正下着ならバストの下垂を抑止できる?
バスト、腹部、ヒップ、背中を一体型の下着で補正する高級な補正下着が販売されています。特別な日につけたことがある、という人も多いのではないでしょうか。
商品にもよりますが、高価なものの補正力は相当なもので、ポッコリしたお腹を引き締め、背中の肉はほとんどバストにおさめてしまうようなイメージです。
しかしこちらも育乳と同様で、下着をつけているときだけの幻想に過ぎません。決して生身のバストが大きくなったり、下垂を防ぐものではありません。
自然なバストアップが期待できる「成長再生豊胸」
もっとも確実にバストアップができるのは、脂肪やシリコンバッグ、ヒアルロン酸などを挿入する豊胸術だと言えるでしょう。
しかし、異物を入れることによるリスクもあり、抵抗がある方も多いはず。そこでおすすめしたいのが、南クリニックが行っている「成長再生豊胸」です。
自分のバストを「育てる」豊胸術
成長再生豊胸は、成長因子を注射でバストに注入する豊胸術です。体積を増やすための異物を挿入する従来の豊胸術とは違い、ホルモンの受け皿を増やすことで自分のバスト自体が成長します。
バストが育つのは第二次性徴期ですが、 成長再生豊胸はその状態を作りだすことを目的としています。女性ホルモンを取り入れるわけではないので、ホルモンバランスが乱れることによる健康被害のリスクも抑えられます。
まとめ
・バストアップには健康な生活習慣が大切
・マッサージや筋トレなどをする際は過剰にならないよう注意
・サプリメントや栄養バランスはあくまでも補助として利用しよう
・自然な豊胸術をお望みなら「成長再生豊胸」がおすすめ
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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