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公開日2021.01.31最終更新日2021.02.18豊胸基礎知識
人気のヒアルロン酸のプチ豊胸…後悔している人が増えている、なぜ?
もっとも手軽な豊胸術「ヒアルロン酸注入法」。リーズナブルで短時間で終わる、ダウンタイムもない。良いことづくめだと、人気を博している豊胸術です。
でも、本当に良いことばかりなのでしょうか?
実は、人気の裏で「後悔の声」が多く聞こえています。どうしてヒアルロン酸でつくったバストに後悔するのか。その理由と、解決策をお伝えしていきましょう。
目次
そもそもヒアルロン酸とは?
クッションの役割をするヒアルロン酸
ヒアルロン酸注入法は、その名の通り「ヒアルロン酸」という成分をバストに注入してバストを大きくする豊胸術です。
ヒアルロン酸は2種類の糖が連結した構造を持つ物質で、私たちの体内にも幅広く分布しています。特に細胞と細胞の間に多く見られ、細胞同士のクッションのような役割をしています。
体中のあちこちに存在する成分
ヒアルロン酸のもっとも大きな特徴は、水分を保持する力に優れている点です。
たとえば、皮膚では真皮と呼ばれる部分にヒアルロン酸が多く含まれ、皮膚の潤いを保っています。加齢によってヒアルロン酸の量が減ってくると、肌はハリを失い、肌の表面がカサカサしてきます。
関節にもヒアルロン酸は多く存在します。骨と骨の間の滑りをよくするクッションやオイルの役割をして、私たちの動作がスムーズになるよう助けてくれています。関節のヒアルロン酸量が減ってしまうと、骨と骨や、軟骨同士が直接ぶつかったり、こすれあったりして、痛みを感じるようになります。
気軽に胸を豊かにできると人気のヒアルロン酸注入法
ヒアルロン酸をバスト内に注入して、バストをアップさせるのが「ヒアルロン酸注入法」です。体のいろいろな部位に存在するヒアルロン酸だから安心安全。しかも、注射するだけの施術で15~30分程度で完了します。
また、注射を打つ部位によって、バスト上部にボリュームを持たせたい、もともとの左右差をリカバリーしたいなど、バストの形や大きさを自在に変化させられるというメリットもあります。
シリコンバッグ挿入法や脂肪注入法のように、全身麻酔をして手術をする必要がありませんし、手術ではなく注射処置ですから、ダウンタイムがほとんどないのも特徴です。翌日からシャワーは解禁されますし、何ら生活を変える必要もありません。
もう一つ、ヒアルロン酸注入法が人気になっている理由が料金です。他の豊胸術に比べると1/5~1/10でおさまる料金設定のクリニックが多く、お財布に優しい豊胸術としても注目されています。
ただし、注意するべきは「ヒアルロン酸はやがて消失してしまう」という点です。注入するヒアルロン酸は人工的につくられたものであり、体にとっては半異物。体は免疫システムを発動し、ヒアルロン酸を体外へ排出しようとするのです。
その結果、ヒアルロン酸で大きくなったバストは、数ヵ月から長くても2年で元の大きさに戻ってしまいます。この点はしっかり覚えておいてください。
「ヒアルロン酸の豊胸…しなきゃよかった」という声も増加中
メリットも多いヒアルロン酸注入法ですが、「後悔している」という声も後を絶ちません。後悔した人たちの声を拾ってみましょう。
後悔① 大きなバストは一瞬で消えた!(20代女性)
キャンペーンでリーズナブルな価格設定でした。施術もすぐ終わるというので、早速チャレンジ。BカップがDカップになって大喜びしたのですが、1ヵ月後くらいから急激にバストが萎んでしまい、3ヵ月目にはもとのバストに戻ってました。
「うちのヒアルロン酸は持ちが良いので一生モノ」みたいなことをカウンセラーの人が言ってたけど、嘘でした…。
後悔② 垂れを解消したはずが、ますます下垂してしまった(30代女性)
2人の子どもの妊娠、出産を経験して、バストが下垂し、自己嫌悪に陥っていました。夫からさげすむような目で見られるのが悔しくて、豊胸を決意しました。
Cカップのバストの上部を中心にヒアルロン酸を注入し、直後はEカップくらいの大きなバストになりました。医師からは「数週間で腫れがひき、Dカップくらいで落ちつくと思います」と言われていたのですが、半年後にはもとのCカップに戻り、下垂はかえってひどくなってしまい目も当てられません。
後悔③ 大出費! リーズナブルなんて信じないほうがいい(20代女性)
「低予算でも大丈夫!」と友達に誘われて初めて美容クリニックに行きました。今考えるとあり得ないくらい安い金額でヒアルロン酸を注入してくれました。AカップがBカップ弱までサイズアップしたので満足でした。
しかし、終了後に改めてカウンセリングがあり「ヒアルロン酸は注入しても消失するものだから、定期的に通って注入したほうが良い」とチケットを勧められました。消失するのは覚悟していたけれど、いざ、大きくなったバストを目の当たりにするとチケットを買う気持ちになってしまって。結局は手術する豊胸術より高い金額をローンで払わされています。
後悔④ 魅力的なバストには程遠かった(30代男性)
女装の趣味があり、女性のようなバストが欲しいとずっと考えていました。男性向けのヒアルロン酸豊胸を「最安値」で行っているクリニックの広告を見たときに、「これだ!」と確信して速攻で施術を受けました。
結論としては思ったようなバストにはなりませんでした。平らな胸板に小さなお椀をひっくり返したような山が二つ。しかも二つのバストが離れていて、全然魅力的じゃないんです。男性の体だから仕方ないと術後の院長の言葉にがっかりでした。
後悔⑤ 触ると石のようなしこりがいくつも!(40代女性)
20年ぶりの同窓会に向けて、ヒアルロン酸注入法を受けました。どうせなら……と、AカップをCカップくらいまで大きくして、同窓会当日は意気揚々と参加することができました。
しかしそれから3ヵ月後、バストに違和感を覚え触ってみると、石のようなものに触れました。ヒアルロン酸が固まってしこりになっているようで、大きなものは直径3センチくらいあるように思えました。クリニックで相談すると、そのままにしていても体に悪影響はないと言われましたが、怖いので別のクリニックで取り除いてもらいました。
後悔⑥ ヒアルロン酸だと言われていたのに、非吸収性のジェルだった!(20代女性)
ヒアルロン酸の豊胸なら、最悪でもなくなるだけだし、脂肪注入する前のお試しにいいかなと思って、AAカップをBカップくらいにしてみました。効果の長いヒアルロン酸ということで、大満足。これなら、脂肪注入も、まだまだ先でいいやと思っていました。
しかしそれから3年後、なかなか小さくならない右のバストに違和感を覚え、鏡で見てみると、少し赤みを帯びて腫れていました。5年持つヒアルロン酸と言われて注射したものが、実は永久に残るジェルでした。別のクリニックで相談すると、細菌感染し、処置が必要とのこと。大量の膿とジェルが混じった液体をバストから抜きました。バストの大きさは元に戻ってしまっただけでなく、皮膚のタルミも出て、最悪です。
手軽に一生のモノのバストが手に入る「成長再生豊胸」
ヒアルロン酸注入法の手軽さはそのままに、一生モノのバストを手に入れるのは無理なのでしょうか?
いいえ、成長再生豊胸なら、ヒアルロン酸注入法と同様に注射をするだけではありますが、一生モノの自然なバストを形成できます。
注射するのは成長因子と呼ばれるたんぱく質。成長因子はバスト内にある脂肪や乳腺に働きかけをして、増殖や成長を促します。
成長因子はきっかけ作りをするだけで、あとは患者さん自身の脂肪や乳腺が勝手に成長していくイメージです。
ヒアルロン酸のように消えてなくなることはありませんし、しこりが形成される心配もありません。ヒアルロン酸注入法を何度も受けるなら、成長再生豊胸でナチュラルなバストを手に入れるほうがコスパは断然アップします。
ヒアルロン酸注入法を検討している人は、もう一度「その豊胸術で良いのか?」見直して欲しいと思います。
成長再生豊胸には、
成長再生豊胸Fと成長再生豊胸W
の2種類があります。
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