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公開日2021.01.31最終更新日2022.01.20豊胸基礎知識

新型コロナで検診率が落ちている乳がん検診…豊胸してても受けられるのか?

ここ一年、乳がん検診の受診者が大幅に減少しています。

「日本対がん協会」が全国の支部にアンケートを行った結果、今年度のがん検診受診者は「例年に比べ3割以上減少する」と見込む支部が3分の2に上ったそうです。言うまでもなく、新型コロナウイルスの影響によるものです。

もともと豊胸術を受けた経験のある人は乳がん検診を避ける傾向にあります。豊胸したことがバレるから、シリコンバッグが破裂するからなどがその理由。

今回は、改めて豊胸術と乳がん検診の関係を詳しく見ていきましょう。

新型コロナウイルスによって、乳がん検診の検診率が急激ダウン

冒頭でも説明した通り、コロナ渦で乳がんの検診率は大幅に落ちています。病院に行くことそのものに抵抗を感じる人が多いのでしょう。

気持ちは理解できますが、検診機関の感染対策は万全です。消毒や換気を徹底するのはもちろん、来院する人の接触をできるだけ避けるようにしていますし、働く人たちの検査も実施しています。

「感染が怖いから検診を受けない」という考えは捨てて、感染対策の確認をしたうえで積極的に受けるようにしましょう。

「乳がん検診」を受けたほうがいい理由とは?

女性がもっとも罹患しやすいがん

国立がん研究センターの発表による「日本人女性が罹患するがんのランキング」を見てみると以下のようになっています(2017年に罹患した人数/全国がん登録による全国がん罹患データより)。

1位 乳がん

2位 大腸がん

3位 肺がん

4位 胃がん

5位 子宮がん

日本人女性にとって、乳がんはもっとも罹患しやすいがん。しかも、その割合は年々増加傾向にあり、50年前は50人に1人が罹患していましたが、現在は14人に1人が生涯のうちにがんに罹患すると言われています。

罹患率は1位だが、死亡率は低いのが特徴

罹患率が高いため、定期的な検診が重要な乳がんですが、もう一つ、検診が重要視される理由があります。それは、早期発見によって命が助かる確率が高いという点です。

事実、がんが原因で亡くなった日本人女性の統計を見ると、乳がんは他のがんに比べて圧倒的に低い数値になります。以下のランキングは、がんで死亡した人のがんの種類を表しています(2018年の数値/人口動態統計による全国がん死亡データより)。

1位 大腸がん

2位 肺がん

3位 すい臓がん

4位 胃がん

5位 乳がん

2つのランキングを見るだけでも、他のがんに比べて検診が大切だとおわかりいただけると思います。

とはいえ、日本人女性が乳がんが原因で亡くなる割合は、65人に1人。決して少ない数ではありません。特に若い人は、がんの進行が早いので、少なくとも2年に1度は検診を受けるようにして、早期治療に備えることが大切です。

 コロナ以外にも検診を避ける人…それは豊胸をした人たち

検診を受けている人は驚くほど少ない

では、どれくらいの女性が乳がんの検診を受けているのでしょうか。

日本医師会が2016年の「国民生活基礎調査」から割り出した、乳がん検診の受診率は40~69歳で受診率は5割以下。非常に少ないと言わざるを得ません。

「勘違い」な理由で乳がん検診を受けない人たち

それにしても、なぜ、乳がん検診を受けない人が多いのでしょうか? 20代、30代女性に話を聞いてみると、以下のような声が聞かれました。

×今はコロナが怖いから病院や検査機関に行きたくない

× 仕事や子育てで忙しくて検診に行く時間が取れない

× 痛そう

× セルフチェックしているから大丈夫

いずれも「そんなことはありません」と否定できる内容ばかりです。感染については前述した通りですし、予約制の検査機関であれば1~2時間で終了します。痛みに関しては、マンモグラフィ検査のことだと思いますが、以前に比べて圧倒的に痛みは感じなくなっています。それにわずか5秒ほどで終了する検査ですから安心してください。

セルフチェックは確かに大切ですが、表面的に触っても、しこりに触れないことは十分あり得ます。以前は乳がん検診で触診が行われていましたが、近年は基本的に触診が推奨されなくなったことからも、機械を使用した検査が重要であることが理解できると思います。

シリコンバッグが入っていると検査が受けられない!?

上記であげた乳がん検診を避けている理由以外に、「豊胸しているから検診は受けない」とおっしゃる人もいます。

これは美容クリニックの医師として残念でならない理由です。

確かに「シリコンバッグ挿入法」で豊胸している場合、マンモグラフィ検査は避ける必要があります。強い圧をバストにかけることでバッグが破裂する危険があるからです。中にはシリコンバッグが入っていてもマンモグラフィを行ってくれるクリニックもありますが、バッグの裏側の組織が見えづらいなどのリスクは覚悟しなければなりません。

ですから、シリコンバッグが入っている人は、必ず事前に伝えて、超音波検査で入念にチェックしてもらう必要があります。

乳がんと誤診されがちな豊胸術がある

乳がん検診でリスクとなるのは、シリコンバッグ挿入法だけではありません。

「脂肪注入法」や「ヒアルロン酸注入法」はしこりや石灰化ができやすく、乳がん検診で誤診されやすい傾向にあります。

たとえ、豊胸によるしこりだとしても、異物があれば精密検査が必須となってしまい、余計な時間、お金、そして苦痛が加わってしまいます。

乳がん検診をするにあたり、豊胸が少なからずネックになってしまうのです。

乳がん検診を堂々と受けられる、唯一の豊胸術とは?

異物を入れないナチュラル豊胸「成長再生豊胸」

南クリニックでは乳がん検診が安心して受けられる豊胸術を推奨しています。

それが「成長再生豊胸」です。

今までの豊胸術のように、バストの容量を増やすために「何か」を入れる施術ではありません。コンセプトは「成長」。あくまでも患者さん自身のバストが、希望のサイズに成長するように仕向けるのが目的です。

ためらわずに乳がん検診が受けられる

施術方法は注射のみ。注射液の内容物は、バスト内の脂肪を増やし、乳腺を発達させる「成長因子」です。女性ホルモンの影響を受けた成長因子は、徐々にバストの内容物を増やしていきます。

一度の施術で3~6ヵ月ほど成長が続くため、いっきに大きくなる豊胸術と比べてバレにくいというメリットもあります。

バストの中身はすべて自分のモノですから、乳がん検診を受けるにあたっての不安も一切ありません。もちろん、施術によって乳がんのリスクが高まるようなこともありません。

一つだけ注意が必要なのは、すでに乳がんに罹患している場合は、がん細胞を増やしてしまう可能性があるので施術は受けられません。「成長再生豊胸」を受ける前に、乳がん検診を受けておくのがおすすめです。そしてその後も、担当医の指示に従って、定期的に乳がん検診を受けることをおすすめしています。

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成長再生豊胸には、
成長再生豊胸F成長再生豊胸W
2種類があります。

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